学級開き、という文化

今日の見学もおもしろかった。

1対面式

2学活(出会い)

3委員会・係決め

4学活+避難訓練(最後の20分強)

で、井上さんは、2から4を子どもたちと相談しながら事実上ぶち抜きで使っていくわけです。学年の横並びの教室は、当然50分刻みで行っていくわけです。この違いは、今日に関しては、ほとんど顕在化しません(みんな自分のことで一緒懸命ですから)。ただ、思想の違いははっきり表れているよなと思います。

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アクティビティは学年団で事前に検討し、各学級一斉に行っていたものです。ですから、文字通り「運用の仕方」が違う、そしてそこに思想が現れるということです。

いくつか名言。

「ぼく、学級開き苦手です・・・年に一回しかやらないからうまくなるわけないじゃないですか。授業でいいです」

「今年はカンファレンスしようかな」

ちなみに、アクティビティと、それにつながる役員決めの流れは、達意のそれでした。

井上さん、素晴らしい。

役員決めは、多くの教室にとって鬼門であり、どう自由にやろうとも、結局そこだけははめこまれてやらなければならないものなのですが・・・実に軽やかに、子ども達は、やってしまいました。