音楽を探す夜、メイ・サートンを思う夜

理想としては、今日25ページほど原稿を書くはずでしたが、結局一ページも書けず。なにかが、腐りました。自分をコントロールするというのは、本当に難しいことです。

自分にとって中心となるものを決して明け渡さないこと、気を散らさないこと。それ以外には何もないのです。

メイ・サートンの『わたしの愛する孤独』(落合恵子訳、立風書房,2001)の冒頭の語りを思い出します。 

わたしの愛する孤独

わたしの愛する孤独

 

ぼくに必要なものは、きっと本当の孤独なんだろうなあ。

静かな部屋とか、独り占めしている気がする時間とか、そういうもっともらしい孤独のアイテムではなく・・・。

美しい音楽を凝視するしかない瞬間の連続とか。

今夜、暫定的にたどり着いた音楽は、あまりにも甘美。 

カステルヌオーヴォ=テデスコ:ヴァイオリン協奏曲集

カステルヌオーヴォ=テデスコ:ヴァイオリン協奏曲集

 

 カモミールは、眠りのお茶。