家庭訪問

2010年の4月20日、ぼくは家庭訪問をしていたようです。

古いブログを開くと、次のような記事がその日付でありました。

4年ぶりの家庭訪問が昨日からはじまっている。                           家庭訪問は、まさに「対話」だなあと思う。                             それぞれの立場、背景、考え、同じところも違うところも、一戸ごとに違う。              違うことが前提で、双方の意見を出し合っていくことで、新しい知見が生まれていく。          対話は、双方の意見を一緒にするために行うのではない。                       むしろ十分に違いを鮮明にするために行うものである。                        それは技術や方法ではなく、多分、在り様とか、考え方とか、そういうものに、より近い。        いい時間を過ごしている。

その3年後の2013年5月20日の記事は、次のようになっています。

保育所の家庭訪問。
ベテランと若手。ベテランの方はこの町で30年務めているという。ぼくが担当している中学生たちの多くもこの方のお世話になって上がってきたのだなあと思うと、自然と頭が下がる思いである。
保育所には本当にお世話になりっぱなしである。
うららは毎日幸せな時間を過ごさせていただいている。

どうやら、この日がぼくがはじめて家庭訪問を受ける側になった日だったらしい。

今日は、そこからさらに5年がたって、うらら入学後、初めての、つまり小学校初めての家庭訪問でした。同業者として家庭訪問からいろんなことを学ぶとか、感じるとか、そういう話を時々聴きます。でも、ぼくにとっては、やっぱりこれはもうただただ感謝だけでした。

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今年は北海道北部は空前の雪解けの遅さだと思います。白鳥の北帰行も例年になく遅れているのだなと、車を走らせながら思いました。突哨山のカタクリも、久しぶりに連休ど真ん中が満開かも知れませんね。

実家の庭の片隅に、フクジュソウが咲いていました。

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明日は、稚内南小学校。翌日は稚内市内で授業づくりネットワーク理事長訪問。