奈良県の小学校を訪問する

近鉄の橋が傾いているというニュースを、へえっと思って見ていたら、訪問先のルートそのものでした・・・。土地勘もなく、大幅に回り道をして3時間目、ようやく到達。

奈良県葛城の小学校の、片岡さんの教室。3時間目は作家の時間。そして、4時間目はぼくの授業。ここでも校長先生が立派な方で、若い片岡さんを丁寧にサポートされていることが伝わってきました。恵まれたスタートだなあと思います。校長先生はぼくの授業もご覧になりました。

片岡さんの教室で感じたことは、4月のはじめから、誠実にペアやグループでの対話を積み上げてくることで、子どもたちは協同的に学ぶことの価値を感得していくんだなということでした。子どもたちが協同的な学びに慣れ始めているので、授業もしやすかったです。

片岡さんは、作家の時間を見ながら感じましたが、とても原実践に忠実で、しかも丁寧な積み上げができる先生でした。ちょっと意外でした 笑。また、子どもたちとの距離がとてもいい。これは天性のものや、ここまでの彼自体の幸せなつながりが生み出しているものと感じました。いくつかの実践を組み合わせてハイブリットする能力も高くて、センスのいい実践者と思いました。

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のどかな田園の中の学校。生まれて初めて、ケリを見ました。子どものころ図鑑で観て思い描いていた通りの居丈高な鳥でした。