二十四の瞳~上板町立東光小学校5年生を訪問する~

少し加筆しました。2018.4.2

今日は、上記学校の東武志さんの教室を訪問しました。

長く豊かな時間を過ごしてきた12人の子ども達と、東さんと新しいスタート。「子ども達とぼくとで一緒に新たなことにチャレンジする毎日」と言っていましたが、その通り、朝のサークルトークがあり、会社活動があり・・・。

並んでいる本も、菊池省三さん、フォルカー先生、野口芳宏さん・・・学びの系譜がここで折り合いがつく形で実践に昇華していて、学び続けている若手中堅の先生の一つのよい傾向を示していると感じました。

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話し合いの時間は少ししか取れなかったのですが、議論の中心は12名を4人×3にするアイランド設計が機能していること機能していないこと、振り返りジャーナルのサイズと教師のカンファレンスのこと、などです。特に前者については、いろんな気づき、思考の連鎖が生まれました。

そもそも四人グループによる協同学習は、多人数学級における協同性の構築の手法でしょう。既に親和的な(実は少人数ほど関係が難しくなっている場合も多いのですが)少人数集団の場合、「学び」の質や量という観点から考えると、適正なグルーピング(この場合は想定されるグループは1、2,3、4、6、12ですね)については、アセスメントに基づく十分な検討が必要になるわけでしょうか。

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こちらの校長先生も、本当に懐の深いステキな方。

次は多分6月末にお伺いします。東さんと子ども達が、協同ベースの学びのデザインをどう変化させていくのか、興味がつきません。