なんとなく、あちこちニュースを見ていると、ヘルマン・クレバースが亡くなった記事が見つかりました。クレバース時代のコンセルトヘボウ、とてもよかった。
ソロの録音もたくさんあるけれど、ぼくは、コンドラシンとのシェエラザードは、この曲のソロバイオリン演奏の一番だと、今も思います。もちろん演奏自体も、ぼくにはこの演奏が一番です。濃厚な物語世界に引きずり込まれるような演奏。でも全曲のしっかりとした構成・目配りも見事です。コンドラシンの晩年、いくつか残された演奏はどれもすごい。
- アーティスト: コンドラシン(キリル),リムスキー=コルサコフ,クレバース(ヘルマン),ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
- 発売日: 2016/04/06
- メディア: CD
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フランコ=ベルギー派の、ラメのような肌触りを感じさせるバイオリニスト、今はだれなのかな、デュメイ? ヴェルヘイ? デュメイは関西にいる間に一度聴いておきたいな。