もともと「マルチタスク派」のぼくは、いろんなことを同時にしていきます。深掘りが苦手ですが、関連付けは得意です、多分。
いくつかの本と、送っていただいた資料と、TODO確認と、研修会準備を並行して進めています。
伊藤さんの本、ようやく読み進み始めました。
伊藤さんは、ぼくの研究会に何度か来てくださっただけでなく、ぼくの教室にも来てくださっています(きっとあの後の最後の数年の方が、伊藤さんには興味深かったかもなあ)。この本を読みながら、今改めて、あの日、伊藤さんはぼくの教室で本当は何を見ていたのだろう(どんな声を聴いていたのだろう)と思いました。その後ぼくは伊藤さんのゼミで絵本の読み聞かせもしたのですが、伊藤さんはぼくの読み聞かせではなく、多分学生さんたちの所作を見ていたのだろうなということも。
こどもが生まれ一年間の育児休業と取得したわけです。ですが、自分の中で起こった変化にぼく自身は当初無自覚でした。たしか育児休業期間の後半に、仙台のちょんせいこさん主催のセミナーで大島崇行さんと対談し、彼に育児休業で起こった変化について問われて、「何も別段変わっていない」と答えたと思うのです。
ですが、伊藤さんの本を読みながら、ぼくの子どもたちの声の聴き方、所作の見方ははっきり変わったんだなと気付かされる・・・。
伊藤さんのやわらかい語り口が伝わってくる文体を、今中盤くらいまで少しずつ少しずつ読んでいます。おすすめします。
外は秋。今日はそば畑の中に、ハネナガキリギリスの姿を視認。しかし、老化した身体は捕束に失敗しました。