沖縄で

①中学生くらいの時に、ヒューエル・タークイの分析的演奏論を読んだ。中に、アメリカのオケ事情みたいな文章があり、田舎の名もないオケが二度と聴けないような名演をすることがあるというくだりがある。一回だけのまぐれあたり、一回だけの入魂はできるし、あり得る。それでヒューエルは言う。一流とは、アベレージで仕事ができるもののことを言うのだ、と。

 

②まいったなぁ・・・、現場の大変さは知っている。その根幹の一つが職場の人間関係であることも。でもなあ、関係者の理解が得られないで「伴走」なんてあり得ないよ…。それってマラソンで出場登録せずに勝手に走るようなもんだよ…。

 

③沖縄は元来幸せな場所なんだなと思う。少なくともぼくが暮らしてきた場所とはずいぶん違うんだ。友人が案内してくれる路地を歩きながら、自分の中の迷宮に踏み込んでいくような、所在ない幸せを感じる。

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