なぜ、なにを、しているのか、という話を、少し・・・今後の理事長訪問の会

鹿児島から宮崎に向かっています。

特急きりしま8号。昼には宮崎に着き、駅から少し離れた小さなホテルの会議室で、集まっていただく数名と、今日は主には「校内研修」「教師教育(学)」の話をします。

もうすぐ霧島市国分市を巡って、ぼくの行ったことのない地域へと入り込んでいきます。

さて、昨日の理事長訪問in沖縄が今年度12回目でした。今日の宮崎は13回目。明日の鹿児島は14回目です。年間30回近い地方巡りが続きます。

4年くらい前だったか、授業づくりネットワークの前の編集長、藤川大祐さんから、会いに行く理事長訪問企画でもしてみたらと提案されて始めた企画です。今年は藤川さんからいただいたそのパッケージを本気で回してみようと思って、ここまで取り組んできました。

NPO授業づくりネットワークが主催する研修会は年間11回予定されています。理事長訪問の会は、NPOの財源とは切り離しています。NPOの主催事業ではなく、NPOの理事長が自由意志で地方へ行く、そういうものです。

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網走は2名の参加でした。八代は九州豪雨にぶつかりましたが、3名で開催できました。八代は途方に暮れているぼくを橋本先生が声掛けしてくださって助けていただきました。昨日の沖縄は、蔵満さんが会場の手配もしてくださって、4,5名での開催だろうと考えていたものが20名近い参加になりました。どの地域にも、まさに学びの場を渇望する先生や学生がいて、小さなパスをつないで、会の開催になっています。

理事長の会は、全国を回るというコンセプトです。ですから北は稚内、南は琉球大学です。富山や米子、南紀太地、青森、釧路・・・。会場もたまたま縁があってお声がけいただいた方に助けていただくこともありますが、今日の宮崎のように、自分で会場押さえまで全部やることが大半です。毎回トピックも変えます。提案内容ももちろん変えます。現地が運動会や音楽祭などの時期と重なっていることもありますがあまり気にしません。また、行けばいいのですから。

もう一つ。そもそもひとはあまり集まらないのですが、少人数であることにこだわっています。届くってこと、届けるってこと。

ぼくは若い日にオホーツクの町から東京を何度も往復しました。札幌での研修会に至ってはもう数えきれないほど通いました。ぼくが都会にいかなければ、最前線の情報や指導法や考え方には出会えませんでした(ちなみにネットがこうしたものを解決するという論法を振り回す人もいますが、そんなことはありません)。

なので、ぼくは、ぼくがしてほしかったことを、微力だけれど、今形にしてみようと思っているのです。

理事長訪問の会は、いつも会費のみの運営です。交通費や宿泊費、会場費など赤字になることがたいていですが、その方針は貫こうと思っています。それは、たくさんの先輩に大切にしていただいて、教えていただいてきたことへの、ぼくなりの恩送りの形です。今後の理事長訪問の会の日程は以下の通りです。

⑭9月24日月・祝 理事長訪問鹿児島

⑮10月13日土 理事長訪問山形・寒河江

⑯10月14日日 理事長訪問仙台

⑰10月28日日 理事長訪問静岡

⑱11月3日土 理事長訪問釧路

⑲11月4日日 理事長訪問帯広

⑳11月18日土 理事長訪問神戸

㉑11月23日金祝 理事長訪問徳島

㉒12月9日日 理事長訪問四日市

㉓12月15日土 理事長訪問紋別

㉔1月12日土 理事長訪問青森

㉕1月13日日 理事長訪問函館

㉖1月14日月祝 理事長訪問水戸

㉗2月2日土 理事長訪問甲府

㉘2月24日日 理事長訪問米子

㉙3月24日日 理事長訪問岩見沢