今年度4回目。八波田さんの3年生教室へ。
今回は、数年間のかかわりの中ではじめて、子どもたちと一緒にフィールドワークへ。
東新町商店街を歩きます。
教室に入って、総合がクラスの中核に据えられて動いていることを感じる教室は、ほとんどありません。このクラスは、まさに、そういうクラスなのです。
ぼくは長く教員をしてきましたから、生活科・総合の実情、学校側の大変さ、教員のしんどさ、よく知っています。ぼく自身がそうした中で、総合に本気で取り組んできた教員ですから、その動きを広げていくことの難しさを知っています。
中学校が残念な職場(まねごと)体験になることも、小学校がルーティンパッケージ化するのも、それぞれの現場に苦悩があるわけです。
で八波田さんは、総合の鬼です。生活科・総合の可能性を追求し続ける先生です。3年生の子どもたちとのフィールドワーク、楽しさと、うまくいかなさと、いろんな子どもの「今」が凝縮された時間でした。
八波田さんの教室に来ると、やわらかく覚悟を差し出される感じがします。
今日は、今まで以上に感動しました。
ぼくは、1,2時間目「三年とうげ」。4時間目は道徳をしました。
次は二月。きっと子どもたちと新町川クルーズをします。
学校はもう、校内のリソースで子どもを育て続けられないのです。そのことに本当のところで気付いている八波田さんに呼んでいただけることは、身が震えるほどの感謝です。