それを出会いと言って良いのかどうかわかりませんが、ぼくは、人間の交差点のような場所に立っていて、いろんな人たちに出会います。
一瞬の交錯だけの人。すぐには交差点を渡らずにしばらく一緒に車の往来を眺めてくれる人。まあ、でも交差点ですから、みんな必ず通り過ぎていきます。
研修会の申し込み担当などをしていると、ここでもたくさんの人に出会います。一度申し込みをされて、そしてキャンセルされる人。例えばそういう方の中には、申し込み時のメッセージに病休からの復帰というようなことも書いてあったりして、ああ、研修会までたどり着けなかったんだなと思ったりするのです。それでも。それでも、一瞬この交差点まではやってきてくださったのだ、と。
映画「ダンボ」を見ていて思ったのは、当たり前のことなのですが、「ダンボ」は異形の存在の物語なんだ、と。こんなに綺麗な映像なのに、中学生の時に、旭川の河原館で見た、あの「フリークス」を一瞬思い出したりするのでした。そして「フリークス」がそうだったように、興行主こそが、一番の異形のものであることが見えてくる・・・。
そこから、ぼくの心持ちが、中学生の時とこんなに違うのはなぜでしょうね。
ぼくには、ずうっと焼け落ちていくドリームランドの前に佇む強欲の塊の興行主が気になってならないのでした。あの興行主の孤独は、どれほどのものであろうか、と。
昨日は速度違反。15000円か。
ここでもまた、ここでしか出会わない警察官が二人。