『学校とゆるやかに伴走するということ』ようやく刊行です!

冬に刊行されるはずの、ちょんせいこさんとの国語ファシリテーションの本と対を成す本。そしてもちろん『学校でしなやかに生きるということ』の続きの本です。

 

今回の本は、『学校でしなやかに生きるということ』の続きの時間の記録ということ になります。『we』誌への連載記事はいま43回を超えたところなのですが、前作はそのうちの初回から25回分の連載原稿に、新たに書き足したものと、北海道ではじめての男性家庭科教員、江口凡太郎さんとの対談とで構成しました。 
そういう流れでいうなら、本来は連載が50回分になったところで新たな1冊を編むのがよいということになるのでしょう。しかし、前作が、震災と育児休業を挟んだ数年の記録、つまり、ぼく自身にとって大きな転換点であったことを思うと、その後の現場における苦闘と2年間のフリーランスの時期は、やはり次の大きな転換点として、ここで編まれるべきだろうと思います。 そういう直感のようなものが働いて、この1冊をまとめることにしたのです。 
前作をまとめた後の1年(2016年度)は、ぼくにとって本当に重い時間でした。というのは、当時の中学校の子どもたちが落ち着きを失っていったこと。そこに、若手の教員を上手に育てていけないという全国の学校が直面する問題がはっきりと横たわっていたからでした。これは 教師教育(学)の問題と地続きの出来事ということになります。さらには、・・・。        (以上、はじめに、より)

femixwe.cart.fc2.com

ようやく刊行になります『学校とゆるやかに伴走するということ』(フェミックス)。予約開始。どこよりも早く購入し、読めるのは、フェミックスのサイトです。amazonは地方小出版社なので、かなり後になると思います。みなさん、どうぞ、この投稿、シェアしてください。欲しいみなさんに早く届くように、ご協力ください。店頭などで探しても、ほぼ見つかることはありません。そういう本です。そういう場所で書くと、前作から一貫して決めているのです。一所懸命書きました。

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