9月をトボトボ歩き終える

 9月を歩く。

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21日まで以降。

25日は江戸川区立大杉東小学校。この学校の魅力を、ぼくは少しずつ話せるようになってきたな、と思う。トボトボと伴走したいと思える学校の一つになりつつある。夜はスペースナナ。物語教材を読む。「あめ玉」「夏の葬列」。

26日は海老名市立海老名中学校。数年来の若い友人、白井匠さんも同行。さらに藤原さとさんと初めてお会いできる。深谷さんに感謝。太智さんの教室を見た二年は、ぼくにどれほどの素晴らしい力をもたらせてくれたのだろう。ありがたいありがたいと思う。

27日は横浜市立山田小学校。二本の重点研修。外国語活動では、素晴らしい指導主事に出会える。榎本さんから、初めて話し足りない研修になりました、というお葉書。少し涙ぐむ。ぼくの仕事の価値をそんな言葉で語ってくれる若い仲間に。本当はいつの間にか僕が伴走してもらっているのかも知れないと気づく。

28日はNW千葉。飯村さん塩崎さんと。20名弱の参加者と。塩崎さんはすごいなと思う。同じものをどう語るかに、技量の差は明らかに現れる。もう少し先まで行きたい。夜は飲み過ぎる。

29日は理事長静岡。若い時期からの憧れの教師の一人であった森竹さんに会う。10名強の参加者に出会い、こういう仕事の意味を噛みしめる。森竹さんは、誠実で謙虚な人。ぼくに足りないものを全部持っているような先輩だった。

30日はかえつ有明。今日は田中理紗スペシャル、というか前回1時間間違ったお詫びも兼ねての訪問。そうだ、ぼくは一人の先生を終日追い続ける学びに魅せられて教室訪問を続けてきたんだという事実に、シンプルに向き合える。本当に学びの多い一日。

10月2日。多摩市小学校。ご縁で継続的に入っている学校。今日は4年生の総合。若い先生の逡巡、同僚の暖かさ、素晴らしいグラフィックレコーディング。学校はこうやって進んでいくんだ、と思う。

10月3日。天童市立津山小学校。工藤さんの導き。朝読み聞かせ。その後全ての教室で道徳。「くりのみ」「鬼太郎をかいたゲゲさん」「友達が泣いている」「手品師」「米作りがアフリカを救う」。さらに1時間半の校内研修。こんなにも教室を委ねてくださる学校に、感謝。夜は山形市内で理事長。2名の参加者とひたすら道徳の話をする。

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9月後半から10月前半は、寂しさとも伴走しながらトボトボ歩いた時間。

それでも、ぼくはここにいる。

まだ、泣いてはいない。たくさんのメールやメッセージに正対しながら、ここにいる。