授業づくりネットワークNo.35―新教科書教材の授業  発刊です

追記(だけど冒頭に 3/17)

ぼくも大変信頼する都内のぼくよりも若い国語の先生が、FBで、「主要教科」「その他教科」とはとても悲しいと、書いておられました。編集の最後の段階で、わずかでしたがこの件についての議論も実はありました。しかし、編集の最終の怒涛の段階で、結果的にはそのまま流れてしまいました。ご指摘を受けて、忙しさや対話のめんどくささを理由に、忖度してしまった自分に気づかされました。猛省ですね。書いてくださった先生方にはもちろんなんの罪もなく、気が付きながら流してしまった理事長の私の不徳ということになります。どうぞお許しください。

 

大好評の「授業研究を真ん中に置いて校内研修を創る」号に続き、授業づくりネットワークの最新号は、「新教科書教材の授業」です。多賀一郎さん、土居正博さん、南惠介さんの冒頭鼎談から始まり、各新教科書の教材をどう授業するかのアイデアがいっぱい。ライター陣もご覧の素晴らしさです。

授業づくりネットワークNo.35―新教科書教材の授業

授業づくりネットワークNo.35―新教科書教材の授業

  • 発売日: 2020/04/03
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

内容紹介
新教科書全教科における学習者中心の授業プランを提案!
令和2年度版小学校教科書をどこよりも早く分析し、その新教科書教材を活かした学習者中心の授業の具体を描ききることに挑戦。【小学校教師対象】

★目次より★
特集:新教科書教材の授業
【巻頭鼎談】
指導案は書かなくてもいいのか/多賀一郎×土居正博×南 惠介

■解題
新教科書教材で学び手中心・活動型の授業を創る!/石川 晋

■パート1 新教科書教材を活かした学習者中心の授業づくり(主要教科)
1.国語科
(1)低学年
想像を広げながら読む力をつける授業づくり/樋口綾香
【別案の紹介】
「やくそく」/佐内信之×戸来友美
(2)中学年
「まいごのかぎ」を読み解くカギは揺れ動く心情の可視化/宍戸寛昌
【別案の紹介】
「まいごのかぎ」/小島貴之×本田明菜
(3)高学年
みんなで主体的に学ぶ/駒井康弘
【別案の紹介】「帰り道」/藤原友和×菊地南央

2.社会科
(1)中学年
「人」からあふれる「感動」を/宗實直樹
【別案の紹介】
「特色ある地いきと人々のくらし」「国際交流に取り組むまち・仙台市」/武田直樹
「県の地図を広げて」「わたしたちの県のまちづくり」/菊池真人
(2)高学年
身近なコンビニエンスストアの情報活用を知り、人々の思いや生活とのつながりを考えよう!/大野睦仁
【別案の紹介】
「世界の未来と日本の役割」「持続可能な社会をめざして」/長瀬拓也
「情報化した社会と産業の発展」「情報を生かす産業」/阿部隆幸

3.算数科
(1)低学年
表とグラフを使って学級の紹介をしよう/森竹高裕
【別案の紹介】
「表とグラフ」/藤原なつ美×前田考司
(2)中学年
単元「大きい数」で算数アドベンチャー「オリジナル数字をつくろう」/伊垣尚人
【別案の紹介】
「角 角の大きさのはかり方やかき方を考えよう」/片岡利允
「小数のかけ算やわり算」「小数倍」/岡本雅弘
(3)高学年
マンタくんの主張は正しいのか/樋口万太郎
【別案の紹介】
「データの活用 いろいろな問題を解決しよう」/飯村友和×蔵満逸司

4.理科
(1)中学年
音を出してしらべよう/大谷和明
【別案の紹介】
「音を出して調べよう」/真田伸夫×斎藤佳太
(2)高学年
「生き物のくらしと環境」/土作 彰
【別案の紹介】
「人と環境」/小島章子
「電気と私たちの生活」/大島崇行

5.生活科
学校探検を本物の探検にしよう/松村英治
【別案の紹介】
「大きく なあれ わたしの 野さい」/内藤慎治
「きょうから1ねんせい」/吉川裕子

■パート2 新教科書教材を活かした学習者中心の授業づくり(その他6教科)
(1)音楽科 音楽科の「学ばせ方改革」に向けた授業提案~「和音に合わせてせんりつをつくろう」~/平野次郎
(2)図画工作科 「言葉から発想する絵」で子どもたちに育つ力/服部真也
(3)家庭科 家庭生活を大切にする心情を育むために―内容A(4)「家族・家庭生活についての課題と実践」/兒玉重嘉
(4)体育科 「跳び箱を使った運動遊び」/幸田佳久
(5)外国語科 新教科書を使用した授業と評価~「My English」を大切にした実践~/尾形英亮
(6)特別の教科 道徳 実感を伴った道徳授業を~「ある日のくつばこで」の実践~/宇野弘恵