いわゆるハウツー系の本を書けなくてなってしまって、ずいぶんになります。
この間にぼくが作った三冊の本は、どれも読んで考えてもらうものばかり、強い言葉も確信に満ちた提案もなくて、読んでもやもやと考える本・・・。
でも、こういうどうにもならない時期にこそ、手にとって考えて欲しいって思うんですよね・・・。
ぼくが最後に担任をした教室の生徒たち、プロの写真家小寺卓矢さんとぼく、そして編集者の4者で創った写真絵本。生徒が一年かけて自分たちの写真集を創るプロジェクトを小寺さんが追い掛けて撮った写真を元に構成する、という手の込んだ入れ子になった写真絵本。実は様々な仕掛けが施された、学級づくりの本です。でも気がついてくれる方はあまり多くなくて、普通に写真集としても楽しんでいただいているようです 笑
子どもたちが創った写真集は、巻末のダウンロードurlから見ることができる仕掛けになっています。
育児休業から、上の写真集を創っていた日々、そして学校を一旦去る少し前までの時期に、学校のど真ん中で考えていたことを書いた本。近年、類書はほぼありません。
しなやかの本以降、一旦学校から出て、全国の学校を伴走するという選択をし、トボトボ歩く日々の中で考えていることを書いた本。これも類書はありません。ぼくの伴走に興味のある方は、この三冊をぜひ読んでいただけたらと思っています。