根元には、「探究」か

「ステイホーム学習」(by塩崎義明さん)の問題点の一つは、ユーモアがないことだなあ。宿題のほとんどはガチなんだよなあ。

もう一つは、学んでいる内容がまさにバラバラってことだよね。教科の履修に前のめりになるがあまり、教科に通底する探究マインドが、ズタズタってことだなあ。

算数なら、「自分の家の周りの長さを測りなさい。その後、なんとかして向かいか隣の家人を説得して、周囲の長さを計らせてもらってください」とか 笑

国語なら、「周囲の長さを計らせてもらう時に使った交渉方法と実際のやりとりを出来るだけ細かく書きなさい。あとで教室で再現してもらいます」、とか 笑

まあ、パッと思いついたひどい課題ではあるけれど、とにかく学びがつながって行く面白さが保証されないと、苦しいなあ。

教科で分断されていることの面倒臭さをしみじみと感じる。全部関連づいていれば圧倒的に楽なのに、と思う。その根っこにあるものが、多分「探究」なんだろうなあ。

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