人生最初の実践論文をドタキャンしたのだった

ぼくは、人生で最初の教育系原稿依頼を土壇場でキャンセルしました。
言葉遊びの授業実践プラン。みんなで原稿を持ち寄って創る本。今ならいくらでもそれらしいものは書けるでしょう。でも当時は、その原稿の「ための」一本の実践を創ることも、それを書くことも難しかった。
 
依頼してくださった喜岡淳治さんに、こちらから連絡すべきところを先延ばしにし続けていました。喜岡さんから連絡をいただいて穴があったら入りたい心境だった・・・。でも喜岡さんは全てを察して、「大丈夫、石川さん、また必ず依頼しますから」とおっしゃってくださった。
 
今ぼくは、たった一本の小さな実践記録を書くこともできなかった自分からのスタートでよかったと思っています。
ぼくは、ゆっくり学ぶ、じっくり気づく、教師です。
20代30代のボロクソ実践者としての自分に、感謝しなくては。
(自分に向けて書き残す)