アートを旅する 2021年6月後半(東京シティフィル、野外劇団楽市楽座、アマービレフィル)

東京シティフィル、オペラシティ定期。

高関のブルックナー5番。眠くなるかなと思ったが、緊張感と高揚感のある、良い演奏だった。2、3楽章をしっかり聴かせる集中力(オケ)と構成力(高関)はさすが!

野外劇団「楽市楽座」。国立矢川上公演。初日。ゲストのストリッパー牧瀬茜さんに痺れた。萌さんの伴侶が加入後は初めて見たが、劇団の表現の幅が明らかに広がり、脚本も見通しが良くなった。衣装も素晴らしいし、おりからの雨だし、もう言うことなし。

アマービレフィルハーモニー管弦楽団兵庫県立芸術文化センター神戸女学院小ホール。松岡究&大森香奈。日本オケ連加入記念のコンサート。メンデルスゾーンのイタリアを初めてライブで聴けたのも良かったが、なんと言ってもチンチェンリンのマリンバ協奏曲5番「竹取物語」での大森のパフォーマンスが良かった。小編成のオケにピタッとハマる選曲。松岡さんは瀬戸フィル、東京ユニバフィルでも感じたが、合わせるのがとても上手。

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