アートを旅する 2021年11月上旬

○藝大フィル定期演奏会 11月5日

東京藝術大学奏楽堂

ペトルーシュカもオルガン付きも渾身の力演。ソリストも素晴らしく。

オルガン付きはこれまでで一番の演奏だった。

 

○みみをすますように 酒井駒子展 11月6日

立川Play

酒井駒子さん、そうか、こんなにたくさん翻訳絵本の絵を描いていたのか。彼女は静かに存在する作家なんだなと思う。よくみると主張は小さくない絵なのに、静かなんだ。ベースが闇からスタートする人だからなのかも。併設展示のぐりとぐらもとても楽しかった。

 

○チェロと朗読で綴る銀河鉄道の夜 11月7日

武蔵野市民文化会館小ホール

加藤文枝vc 柳本璃音(朗読)

チェロはなんというか、朗読と相まってチェロだけで演奏されるものとはずいぶん違うエスプレッシーボなロマン派のような演奏だった。J.Sバッハ:無伴奏チェロ組曲第1番より/宮沢賢治:星めぐりの歌/賛美歌320番。若い柳本の朗読はジョバンニのイメージと少し違うけれど、これはこれでとても良い。素敵な声。

お客さんは武蔵野ホールらしい騒がしさ 笑

 

HORIZON ~宇宙の果てにあるもの

旭川市青少年科学館

11月14日

宇宙の起源、果てに迫る映像もののプラネタリウム作品。もっと見たくなる、もっと深く知りたくなる、そういう作品に仕上がっていた。不思議だなあ、宇宙。

 

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