すぽんじのこころでつぶやく 2022年9月上旬

1 藤川真弓。素晴らしいモーツァルトの協奏曲集。

 

2 大原、か。胸がギューっとなる響。ぼうっとしていたらいすみ鉄道に乗り損なってしまった。

 

3 いすみ市。そして茂原市での仕事が終わった。若い友人の奮闘を間近に見ることができて本当によかった。

 

4 ノラ・グルムリーコヴァ。ヴォーン=ウィリアムズとブリテンのヴァイオリン協奏曲。マーク&プラハ響。どちらもこの曲の録音で一番と思う名演です。なかなか手に入らない。

 

5 田舎の仕事はぼくの仕事の中核だ。茂原に集まってくださった6名の方はなんというか日本の学校教育の希望なんだと思える。

 

6 色々気持ちの立て直しが難しい。

 

7 揶揄しない。

 

8 わたしもカルトで家庭も生活もボロボロに壊れていった家族の姿を学校現場で何度も来てきたのよ。政治家はこれからのことを考えればいいとか、そういう免罪のされ方ならやっぱり納得できないな。おそらく大概の政治家は統一教会がして来たことを知ってたはずだものね。やっぱりそれはダメなのよ。

 

9 なかなか整わないので、ゆるくスローインしている。今週末をうまく過ごすのが鍵だな。

 

10 いつもより遅い朝は、ラウテンバッハーの四季。

 

11 帰宅後の二時間を上手に過ごすのがぼくの課題だな。読書習慣の取り戻しも。

 

12 来年の学校ばん走のお話が入り始めた。入ってきた順番に決めようと思うが、基本的には、申し込みの期限を切り、そこまでの案件だけを引き受けようと思う。考える時間と書く時間とを確保する。

 

13 ぼくは今、読んで頭でっかちになる時間がもったいない。誰よりもたくさん見ているのだから見ていることをちゃんと書きながら考えたい。一般化(概念化)は後でいい。

 

14 安倍さんがもしもごく普通の亡くなり方をしていたら、国葬騒動はもう少し穏やかなプロセスを辿れたのだろうか。ひどい分断と貶し合いは、もう故人そっちのけの感がある。色々残念な国。ぼくは教室で成熟した話し合いができる人たちを育てられるようにがんばろ。

 

15 何しろ認定資格と免許とが一緒くたに語られちゃう時代だからな。

 

16 「海外では」という言葉が大嫌いだ。海外とひとまとめされているのはどこだ。「欧米か」(笑)。

 

17 このくらいの向かい風がちょうど良い。

 

18 ぼくは偏屈なので話したいなと思う人が限られているんだな 笑 今日は楽しかった。

 

19 GIGAはダメか。全くそうは思わない。とても役に立っていると思う。ばら撒いた総量の使用率みたいな数字だけに振り回されちゃいけないよね。たしかに学校教育は平等・平準化をむねとしてきたけれど、ぼくらは目の前にいる救われているこどもたちの小さくてもそこにしかないエピソードを語りたい。それはそこにいる人しか話せないものだ。

 

20 学校を平均点や50%を超えるかどうかみたいな指標で測ってはいけないよね。ぼくらが「この子」のためにを捨てたら、もう全部経済効率になってしまうじゃないか。これはGIGAを推進する多くの研究者や実践者とは違う視点での発言であることもはっきりさせておきたい。彼らの中の結構多くの人に、GIGAを進められない教員を馬鹿にしているし見下している気配を感じる。滲み出てくる感情をマッチングに苦しむ先生はちゃんと感じている。

 

21 世界に何周遅れている…10年も準備してきた…うんうんわかるよ。でもね、やるのは「人」なのよ。「人」の意欲にアプローチできないとことごとく失敗するわけよ。で人は尊厳を侵害されていると感じさせられたら、適当に辻褄合わせだけするのよ。

 

22 タイムラインが、学校でうまくいってるって話と、学校なんとかしようよという話ばかりになってきた。「間(あいだ)」がないのはきつい。最近読むのがしんどい。仕事柄読まないわけにもいかず。

 

23 長いこと桜並木の樹上で鳴いているスズムシを喜んで聴いていたが、彼らは外来のアオマツムシだと知った。かなりのショックだ。珍しく死にたくなるくらいショックだよ。。。

 

24 少し発信の方向を変えてみようと思う。週末はずうっと考えていた。良い音楽は、ぼくに決断を促す、いつも。

 

25 いつだったか甲斐崎さんのWW講座を受けに関西まで出かけたことがある。あの時わからなかったことが今すごくよくわかる。彼はすごいな。

 

26 なんでも知れてしまった気にさせてしまう道具としてオンラインツールは実に便利だと思う。ほとんどのことは現場に行かなくちゃわからないことばかりだ。テレビ実況をスタートに本物じゃない本物は個人や団体のネット配信で極まった感がある。

 

27 わかった気を前提として決まっていく動いていく社会はどうなっちゃうのか、全然わかった気がしない。

 

28 「踊り場」。日本語って素晴らしいな。

 

29 東京に出てきてよかったことの一つは、妹の墓参りに来れるようになったこと。江戸川でのお仕事のご縁もありがたいことだ。彼岸花が咲き始めたから。軽井沢からここまでやってきたよ。

 

30 ぼくは今日はこの10年強ぼくに取っての灯火であり続ける友人のことを考えていた。リスペクトをエネルギーの形にして届けたい。どうすればいいのだろう。ああこの秋初めてそんなことを思っていたら本物の鈴虫が鳴いているよ。