授業づくりネットワーク最新刊『子どもが主役の学習評価』いよいよ発売です。

授業づくりネットワーク最新号「子どもが主役の学習評価」、いよいよ発売です。僕は全国の教員との座談会の原稿をまとめました。

そもそも「学習評価」とは何か。4観点(5観点の教科もあった)から3観点となり、何が変わり、変わらないのか。
本号では、評価を取り巻く現状と課題を明らかにし、それに対するヒントを識者からいただくとともに、子どもが主役の学習評価の実践を見せる! 読者が子どもと一緒にアクティブに学習評価を考えていけるようになるための1冊。

○目次
子どもが主役の学習評価
【巻頭対談】学習評価とは何か 田村学×西岡加名恵

特別寄稿1 学習評価の歴史―「形成的評価」の視点から― 田中耕治

パート1 評価を取り巻く課題のヒントを求めて
見取り、評価、評定の違いとは 石井英真
形成的評価への注目 鈴木秀幸
ICTによる新たな学びと学習評価 久世 均
自分の学びを舵取れる子どもを育てるために評価を活用しよう
―UDLの視点から― 川俣智路

座談会 評価をめぐる学校現場の実態
石川晋×全国の教員

特別寄稿2
「資質」「態度」「能力」という言葉の呪縛 本田由紀

パート2 子どもが主役の学習評価を実践する
子どもたちの振り返りを、教師はどう評価し活用していくか 椎谷由佳
コーチングと形成的評価 若松俊介
主体的・対話的で深い学びの授業の評価とは 松井香奈
妥当性と公開性で子どもも保護者も納得感のある評価を 山川晃史
けテぶれと評価~自己評価と相互評価~ 葛原祥太
目標と学習と評価が一体化した『学び合い』 阿部隆幸
単元・学期で評価する見方と実際~幼保の視点からの影響~ 田窪えり果
評価は教師からのメッセージ
〜「社会科ワークショップ」の視点から評価を考える〜 冨田明広
特別支援学級の「一生涯の幸せ」を起点にした学習評価の一考察 深山智美
学習者の学びに寄り添うICTの活用 渡辺光輝
次にいかすためのフィードバック
〜自己評価から自己改善へのプロセスを促す〜 秋吉梨恵子
「6Cs」の観点で評価を見直す 片岡利允

パート3 評価を考えるための本
小島章子×藤倉稔×西村弦×上野由紀子

誌上レポート
通知表をやめた公立小学校の挑戦
〜神奈川県茅ヶ崎市立香川小学校 山田剛輔学級~ 佐内信之