アートを旅する 2023年1月下旬

・面構(つらがまえ) 片岡球子展 たちむかう絵画展(横浜・そごう美術館)

 

片岡球子の面構え。歴史上の人物や浮世絵師らの顔を描く。その一連の作品を一堂に介した圧巻の展覧会だった。とにかく一枚一枚がでかい。そして、そのデカさをさらに溢れ出てくるような気迫がみなぎっている。どの人物もものすごい存在感だ。片岡の絵をうまいと思ったことがない、しかし、すごいと思う。エネルギーをもらえるのではない、こちらにエネルギーがないと吸い取られてしまいそうな絵画世界である。

 

忙しかった。音楽も美術も映画もない。これを一つ見るのが精一杯だった。