見終わった後のこののっぺりとした風合いは。過渡期ということなのだろうか。「往来オーライ！」という今回のタイトルも、示唆的といえばそうか。今回もすこぶるおもしろかったのだが。
・ドーリックSQ（紀尾井ホール）
様々な表情を見せる匠の四重奏団だった。ビオリストの女性に存在感があった。イギリスの四重奏団、素敵だな。マッジーニ四重奏団も聴いてみたい。
・劇団MONO「なるべく派手な服を着る」（吉祥寺シアター）
よく練られた脚本、素晴らしい役者陣。でもなんだか沸き立つものがなく、漫然と見てしまった。面白くなかったわけでは全然ないのだが、なんだろう。
アートの全然足りない月。生きてる感じがしない。
