1 痔がひどい。出血がひどい。
2 あいとうの「まこと」。政治家がこの表現を頻繁に使うようになったのいつからだろう。
3 消費税1%一律減税とか、何が、そもそもの発想としていただけないかというと、みんな一斉、ってところですよね。これって学校も同じ、要するにみんなに薄く悪平等という政策なんだよな。
4 リヤウシ。
5 今の学校は隣の先生を助けられなかった記憶に満ちている。
6 感動はほとんどが一瞬の場所にある。学校的感動(ということばが適切かどうかはわからないが)も一瞬に存する。本来書き記すこともできない。かつて、その不可能性に肉薄する営みが実践記録に挑むという行為だったものと認識している。教育出版文化は、そこから遠く遠く遥かな場所に漂着してしまった。ぼくは全てが流れていった場所に古色蒼然とした居住まいで座り続ける、いわば教育実践記録者の孤児のような存在だと認識している。
7 書きたいことはいっぱいあるが、書く気力も体力もない。
8 ビールを飲むと、明らかに調子が悪いのがわかる。今夏は基本、今日で終わりだな。
9 アートにたくさん触れないとなあ。ぼくは時々使うんだけれど、要するにアートに触れることで、えげつないものや深刻なものや汚いものを、ちゃんと場に差し出せる力を身に引き受けるってことだと思う。震災で、誰一人足りているわけがない場に行きながら、結局綺麗な言葉だけを並べさせる...ああ、アートに触れる時間を持てずに来た人なんだ、と思う。
10 ヘリコプターに搭乗し視察をする姿を勇ましさと慈悲深さを混ぜ込みながら映像化して発信する。とか、強い批判を招いているのだが、ぼくは、なるほどなあと思って見ている。つまりは、「そうした仕草」が訴求力を持って伝わる人たちに向けて発信されている。全ての人に支持されなくてもいいということなのだろう。
11 風呂場でらんちゅうが水を呑んでいるような気がして、見にいく。
12 ワークライフバランスという言葉は実に味わい深いよなあ。
13 今日はうららさんを起こして、黙祷した。なぜ起こされたかわかっていなかった彼女も、テレビを見ながら、黙祷はしっかりやった(と思う)。そういうことでいいはずだ。今日一番は、うららさんと黙祷できたこと。
14 昨日と今日で、たなざらしになっていた鼎談の原稿を構成し、まえがきを書いた。原稿用紙にして合わせて25枚くらい。それに毎週のノートも5000文字ほど書いた。新しい本の出版が見えてきた。タイトルはまだ迷っている。「学校をトボトボ歩きつづけるということ」。
15 今日は、ベイヌム&コンセルトヘボウのブラームスの1番を聴きながらもう飲みはじめている。この数日は自分でも驚くほど頑張っていると思う。
16 ぼくは、実はミクローシュ・ペレーニの解釈や演奏スタイルへのマイナルディの影響はものすごく大きかったんじゃないかなと思ってます。
17 ぼく、そろそろ討って出て、討死しなくちゃいけないと思ってる。
18 だんだん堀の連載はピンと来なくなったな。もっとゆっくり書けばいいと思う。
19 うちにはいろんな人がいるのに猫だけが足りない。
20 それにしても、人事院勧告による国家公務員へのベースアップに準じて地方公務員の給与のベースアップが概ね行われているということさえ、知らない先生がたくさんいるんだな・・・。
21 結局、お互いのメンツをかけた泥試合みたいになっちゃいましたね。両方とも自分の信じる「民主主義」を語っているわけですが、外から、かなりしらけながら、新機軸を打ち出す管理職と、その後それを戻すと宣言する管理職の、この数年の残念なやり取りを見てきた一人として、「あそこにはどちらにも民主主義がないんだろうな」という雑感みたいなことしか湧いてきません。ぼくは大きなものを変えようとしたりはしない。自分の半径数メートルの仕事を丁寧にやって、自分の役目を終えたいと、強く思わせてくれる一件です。学校長が全能感を持つと、醜悪だなという感想しかありません。ぼくは一応、K先生ともH先生とも書いてはいないのよ。
22 まあ、学校教育界隈において、勝手にアンタッチャブルな案件になっているのだな。だから、みんな積極的に双方を批判しないのだろう。持ち上げた人も群がった人も、その後の動きに溜飲を下げている人も、みんなちゃんと恥ずかしがるべきだと思う。こういうところに誰の幸せもなかったことを、肝に銘じるべきだ。
23 少し遅れてしまったが、長崎。黙祷する。
24スカイライナーに乗ったら東京に戻ってきた気がしてきた。
25 でも一言だけ書いておきたいが読まないでは批判できないという議論は萎縮を生むよね。批判なんかしなくたって、鼻からダメなものはある。そんなもんは話題にしないようにみんなで心がけるべきだよ。ぼくは書名も取り上げないし絶対読みもしない。新聞連載時点からそもそもの手続きからわざわざの炎上商法でムカっ腹しか立たなかった。みんな今頃騒ぐな。
26 これは名曲。Aooo.ポラリス。
27 コロナ下以降ずうっと見続けているGmn5。今回も泣きそうになくらい素晴らしかった。太田くん良かった。歌、踊り、素晴らしかった。高久さん、プロ子役素晴らしかった、彼女は見るたびメキメキ良い。松雪くんもとても良かった。澤田育子さん怒ってるんだなあと思う。
28 昨日の夜は、確かに、ほんの少し台風だった。
29 これを聴いて、安らかにしている。要するにどこから手をつけたらいいかもわからないほど疲弊して横たわっている。TO DOリストを作れないほど押しつぶされている。これぞフォーレ。表示はジェルメーヌ・ティッサン=ヴァランタンの名前しかないが、ORTF弦楽四重奏団 (フランス国立放送交響楽団の主席陣)。ジャック・デュモン(1st vn)、ルイ・ペルルミュテール(2nd vn)、マルク・シャルル(vl)、ロベール・ザール(vc)。そして連弾はなんとアンリエット・ピュイグ=ロジェ。
30 Jアラートはどこへ行ったの?
31 まっすぐな声でまっすぐな歌詞をまっすぐに歌い上げる。大原櫻子。大好きな役者、歌手。歌手という言葉が似合う数少ない若手だな。
32 東井義雄さんの『村を育てる学力』を再読していると、やっぱり学習指導要領で学力基準として示されるものにただただ寄り掛かって、それに目の前をはめ込んで行こうとすることで失われていく地域があり子どもがいるという当たり前のことに何度も気付かされる。基準を知ることは大切だけれど、本来どちらがより尊重されねばならないかも、ぼくの中では明白だと確信できる。ぼくはダウンアンダーならぬ「アップオーヴァー」で生まれたおかげで、今もなんとか正気でいられるんだと思う。
33 日本は歴史的には何度かの「鎖国」を繰り返してきた国だからな。
34 セイコーマートに行くと、入口にたくさんの蛾とバッタが集まっていた。甲虫は少ない。夏が終わるな。
35 しらけたり、冷めた目で見たり、ニヒルになったり、厭世的になったり、論評的だったり、冷笑したり、時には高踏的だったり・・・。いずれにしても、そういう態度を、本当は許してくれていない人がいるんだなと思う。あなたの権利としては十分わかってるけど、腹の底では、許してないのよ、とでも言えばいいか。あなたにはそういう態度を取って欲しくない、あるいはあなたの立場ではそういう態度を取ってはいけない、とか。そもそもとことん愚かに振る舞い続ける権利がぼくにはあると思うのだがなぁ。
36 昨日の夜はヤンドーのミクロコスモスをずうっと聴いていた。寝付きにくい夜だったが、どのあたりの小宇宙で眠りにつけたのかはわからない。
37 「示談した」とか「お金を払った」とか。社会的にどこかでけりをつけなければならないのだから、そういう方策を模索するのは当然である。だが、それでなかったことになるわけでも、被害者感情のけりがつくわけでもない。まして、心身への暴力的な事案を伴うものであれば当然である。それは民事の案件から戦争や民族対立に至るまで規模が違うだけで変わらない。本当にまずかったと思うなら、ずうっと反省するしかない。それが誠実さということではないでしょうか。
38 にわとりや猫を見ていると、動物にとって、水を直接摂取するということが、いかに大変かよくわかる。人間は二足歩行で手が空いたことで、革命的に水を摂取しやすい方法を編み出せたということか。
39 明らかに心身の調子が悪い。こういう時思い出すのは、ぼくを多分(中にははっきり)嫌いだった生徒や保護者のことだ。特に腕も圧倒的に足りていなかった頃や、自分が心の迷路の中にはまり込んでしまっていた時分の、クラスや授業のことを思い出して限りなくしんどくなる。そもそも授業もクラスも一度もみんなが幸せだったことはない。ぼくでなければ、別な人であれば、クラスや授業のあの人はもっと幸せにいられたのではないかという思いはずっとある。授業改善は惜しみなくやったが、その一番の理由が学力向上だったことはない。ルールや基準に合わせた正当性よりも、あの人が(時には自分が)幸せに過ごせるかばかり考えていた。
40 きたぜ。38度。
41 夜中に熱は38.7度まで上がって、それから朝は37.0度まで下がった。ぼくは平熱が35度台なので、まあ後少しだが、もう大体終わりかなと思う。来週の和歌山の2箇所のための資料を作ろうと思う。和歌山は好きだ。特に半島を南下すればするほど、自分の仕事の意味を胸が締め付けられるくらい実感する。
42 お盆。熱もあって、フラフラしながら、SNSをダラダラ見てしまう。見かけた書き込みに遠回しに文句を言う人。何をしても何をやっても何を見ても全部「勉強」になっちゃう人。いろんな人がいるんだ。それでもまだ平和なのだと思う。81回目の敗戦の夏。
