1 教科書にはない新しい方法、別な教材と、子どもたちとをつなげたいと思うと、概ね「持ち出し」は必須になる。教師が自分の金銭的・物的・時間的・空間的持ち出しに埋もれていく状況を肯定しない。でも、戦後の多くの教育実践が教師の熱意と善意と愛の持ち出しによって進められてきたこと、そして、それがうまくいけば「しれっと」教科書教材化されてきたことを無視して、持ち出し問題を働き方改革問題にだけ接続して議論するのは、学校をさらに難しくすることは十分に考えておかなければならない視点だと思う。
2 今は、無邪気にやってしまう方が、わかってやってしまうよりも、よほど深刻な時代なのかもしれないな。
3 ケーゲル&ライプツィヒ放響。ドイツレクイエム。
4 ぼくの恩師でもある上條晴夫さんが、授業を「教えやすさ」「学びやすさ」という二軸で捉えてみるということを提案されたことがある。ぼくは(子どもの)「学びやすさ」が大切という風にその話を捉えたのだが、それは上條さんの提案の趣旨を捉えきれていなかったと思う。
5 今、ぼくの活動のエンドユーザーは教師である。そういう立場になって見た時にようやく見えてきたのだが、一人一人の教師の特性(タイプ)・文脈(教師としてのライフヒストリー)・状況(個々の子どもとの指導・支援に関わるこれまでの筋道)を抜きにして、軽々に良い授業とかこれからの時代の授業とか、新しいスタイルの授業とか、そういう議論をしてはいけないのである。
6 小学校で授業やクラスを見聞きすると、しばしば小学校の先生のむせ返るような全能感に苦しくなることがある。特に卒業期の教室で先生が腕を組みながら「そんなことでは中学校でやっていけませんよ」と諭している様子とかをみると、本当に辛くなる。おそらく・・・。小学校の先生は子どもたちの姿を1年生から見ているから。一つには心のどこかで子どもたちをなんとかできる(場合によっては自分の意見を納得させ思うようにできる)と感じているのだろう。二つ目に先生が子どもの全部を知れると根本のところで思い違いしているのだろう。そういうことを感じるのだ。あれた中学校からスタートしたぼくは、子どもが自分の思うようになると思ったことはただの一度もない。そして、そちらの方が本当だろうと思っている。
7 日曜美術館を見ながら、ぼくはどうしてこんなに村上隆が苦手(嫌い・・・)なんだろうと改めて思った。京セラ美術館、会期中になんとか行ってこなくてはいけないと改めて思う。
38 9.2
9 ジルベール・ベコー。沁みるな。
10 シェリングのバッハは本当に素晴らしいんだな。今夜はことのほか沁みるな。
11 諏訪内晶子さんは、このウォルトンの大名演一つで、もう十分に歴史に名を残す演奏家だと思う。ドルフィン手放した彼女が今どんな風にこの曲を弾くのか、聴いてみたいな。
12 まだ全く本調子からは遠い。
13 北広島のあたりはセイタカアワダチソウなんだな。
14 カフェインレスコーヒーはどうもおいしくない。いろんな事情で仕方なく飲むことも多いのだがおいしくない。カフェインに味があるわけじゃないだろうから、これはレスにする製法のどこかで、多分想定されない、あるいは軽んじられている、何かが同様に外に出てしまっているのだろうと思う。無駄なもの、いらないものを取り除くというが、本当は無駄でいらないかどうかは、基準次第だ。本来、不要なものは一つもない。
15 こういうすぐそこにある絶望と向き合うのは大変だな。
16 今日は8人もの参加者がいらした。旭川で8人。ありがたいことだった。旭川も名寄も小さくても屈強に続けようと思っている。ぼくは田舎の人のために力を尽くしたい。
17 千坂恭二は、時々本当にすごいことを言う。
18 それにしても、兵庫県知事の案件、これいつまでやってるんだろうか。いろんなことが止まってしまったままで・・・。
投票って大事だな。丁寧に人となりを見極めて主権者が投票しないといけないってことなんだな・・・。
19 ノゴマだ!
20 学校の改善が進まないのも、授業の転換が図れないのも、結局、人権の問題なんだなと、最近しみじみ感じることが続いている。ぼく自身だって、今も不備だけれど、ずいぶん学びながら経験しながら、自分の意識を更新してきて、せいぜい今程度だもんな。
21 給特法13%の件。その根拠など、これから丁寧に見ていかなくちゃいけないと思っているが・・・。
具体的にこうした数字が出て大々的に報道される中で、「ああ、これから先生方は、13%もらってるじゃないか、と言われるんだろうな」と思う。
22 実際問題、ブラックな労働環境にあるのは、教員だけではない。教員の状況も過酷だが、他の多くの職種も過酷だと思う。少し視野を広げてみれば、この問題は、業種間の不幸比べになっている面もある。教員は優遇されていいよな、という不満は、その不幸比べの中で、不幸クラブに入れてもらえていた時期が終わると、社会のあちこちから噴出してくるだろうな。
23 私自身ははっきり言って、13%以上の労働を強いられてきたと思う。学校だけでなくどの業種も、多少技量が高かったり、やる気があったりする人の頑張りで支えられているケースがほとんどだ。学校なんて、その典型だと思う。残念だが30%相当も働いている人も、減らした方がいいんじゃないかという人もいる。そういうことだ。
24 給特法を維持するという結論は、やはり全く本質的ではないと考える。学校は上部官僚組織から学校の職員室、クラスルームに至るまで、いまだに「悪平等」が蔓延るところだが、その悪平等の根源が、この一律特別措置みたいな判断に凝縮されている気がする。
教員はいよいよ一所懸命やっても小さな瑕疵で叱責を浴びる状況を止められない流れになるだろうな。
25 これはまあ、色々全く読めない天気だな。今週は行き当たりばったりね。
26 歯がギシギシいう。
27 90分くらい遅れて着けそうだ。滞在時間は一時間半くらいか。。。
28 スレッズは思わず読み入ってしまうエピソードの宝庫だな。本当か作り話かなんてこの際どうでもいいね。日本語って140字はちょっと難しいんだなと思う。英語がどうなのかは本当のとこぼくにはわかんないけど。
29 これは予報が的中すると本当に想像を絶する被害が出そうだな。台風。
30 今日は、針の穴をくぐり抜け続けるような1日だった。予定していたことは全部終えることができて、とてもホッとした。
台風はどうなっちゃうのかな。色々読めないが、要するに読むなってことだ。流れのままに。
鈴木翁二『よるのにわ』
<その子はにどとしゃべらなかったのです。>
彼は、一瞬、例の不自由展で姿を見せた後は、また深い森の中に隠れてしまった。今は何をしているのだろう。
31 でも実はストーンローゼスやジーザスジョーンズの方が好きだったんだなよな。今もこうして聴いているとカッコいいけど、何が新しいと感じられていたのかは、やっぱりよくわからないかも。ブラーについても同じような感想。
32 ポケットwifi を落としてしまったな。
33 今日は、ここ。深谷。
34 仙台の夜もアオマツムシなんだな。
35 大垣。松尾芭蕉、今日到着じゃなくてよかったな。流されちゃうよ・・・。