2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

悲歌のシンフォニー

悲歌のシンフォニー。 この演奏がぼくには最も沁みる。かつて東と西を分ける境界はポーランドだった。 今はウクライナ。ウクライナ人によって、次の悲歌のシンフォニーが生み出されることのないように。まとめて聴けるといいのだが、この演奏は、三つに分か…

最近読んだ本から その38

林さんが、先日講座にわざわざきてくださって本をくださった。こうした教育書を読むことが極端に減っているのだが、面白く読んだ。基本的にはリフレーミングの本、なのだが、林さんが教室で「見つけた」言葉だけが丁寧に文脈と共に語られていることが好まし…

すぽんじのこころでつぶやく 2022年2月上旬

1 安藤裕子。”shabon songs”。2007年。そうかあそこからもう15年経ったのか。 2 オカルト・ナショナリスト、か。 3 みなさん、どうぞ正気で。正気とは、自分で納得して優先順位を決めて決定できる精神状態のことだと思います。 4 不平等を許さない方法を学ん…

最近読んだ本から その37

平成12、3年頃、実家に出戻っていた時期のこと。 仕事が終わって実家に戻ると、客がいた。どこかで見たことがあるような品の良い女性と、そのお付き風情の人の二人。伊藤忠財団が東京子ども図書館と共同で行っていた全国の文庫活動の大規模調査の一環の聞…

最近読んだ本から その36

ぼくは広尾町在住の頃、隣町のべてるの家に何度か足を運んだ。べてる関連の書物をたくさん読み、べてるの家の在り方や向谷地生良さんの発言、当時はここ以外ではほとんど話題に上ることのなかった当事者研究に魅せられた。2000年くらいの頃だ。民間教育…

学校は「社会との共依存状況」を自浄できるのか?

ぼくが学校に入るケースは色々なのだが、大まかには学校が研修講師として呼ぶ場合と、個人が学校研修とは関係なく管理職の了解を得てぼくを教室に呼び入れる場合とがある。下記の話は、主には前者のケースということになるが・・・。 100年周期程度でやっ…

アートを旅する(2022年1月下旬)

佐藤勝彦展(梅鳳堂ギャラリー) ぼくはこういう相田みつを的なものは苦手なのだが、棟方志功が目指したような際どいものとの際どい縁(淵)までいつも寄せてみたいという願望がある。 チェアーズギャラリー「マスターピースオブチェアーズ展ー織田コレクシ…