みなとみらいホールははじめて。
それぞれの音色を楽しむということで言えば、いきなり隣りの隣りのおばさんが、高らかに携帯音を鳴らすなど、ちょっと残念な事態もあり。
三人(正確には二人と一組)とも、それぞれ個性的なアーティストで、ダイジェストで紹介するという趣き。お客さんの多くは、辻井さんを目当てに来られているのだろうから、そういう意味では、ファジル・サイにも、レ・フレールにもうま味があるなあと思います。もちろん若い辻井さんにも、この一組と一人と一緒にステージをつくることには意味がありそうです。
ファジル・サイのものすごさは織り込み済でしたが、辻井さんの恩師川上昌裕さん譲り(?)のカプースチンがよかった。またレ・フレールのエンターテイナーぶりもなかなかで、楽しいコンサートでした。
みなとみらいは、どんなホールかなと思ったのですが、見た目のピカピカ具合とは違う、しっかりした響きで満足でした。オケを聴きに来てもいいかな。
満席。