小金井市立小金井第三小学校へ 2018.12.7

午後はどうしても行きたかった小金井第三小学校です。大切な友人岩瀬直樹さんが、二年に渡って研究に関わった学校の公開研。
500名近い参加者で、公開授業をどっぷりゆっくりみるという感じではなくあっちへぶらぶらこっちへぶらぶら。どのクラスもあったかい。まさに学校と岩瀬さんが組み合って作ろうとした場がはっきりと見えました。
研修会の設計も腐心したあとがよく見えましたよ。
教育長が大熊雅士さんだもんな。バックアップばっちりですよね。
圧巻は、公開授業Ⅱ。5年生のサークルトーク。これは二度と見られない凄さでした。ワールドカフェでは同じチームが若い先生ばかりで、サークルトークのすごさを、先生の的確な働きかけという視点で見ていらっしゃいましたが、ぼくは、子どもたちの思考の強さに驚かされました。ある程度の技量の先生は、その一時間をデコレーションすることはできますが、子どもの思考の強さ深さはまさに平素の積み重ね、適切な手だての積み上げでしかできない。素晴らしかったです。
それを受けての、寄り添う岩瀬さんの講演も良かったです。ともにある、ということだと思いました。
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個々の授業の質を本物にしていくのは、これから。岩瀬さんの撒いた種がきっとどんどん芽を出していくのでしょう。
きっと岩瀬さんの最後の公立学校校内研修への大規模な支援の場になるんだなと思って、ずうっと見ていました。みんな次の場所へ向かっていく季節なんだな。