2月上旬をトボトボ歩く

2月1日。札幌公務員受験学院。文章理解。少しでも、難文悪文と向き合う学生さんたちの力になれると良いのだが。

2月2日。吉永早苗さんの導きで九段の和洋学園で主に保育士のみなさんとの公開懇談。初めて相馬さんにもお会いできた。御茶ノ水付属の昼食の話が考えさせられる・・・そうか、残すことを教える。残す教育。

2月3日。松原市の小学校。今日も自分の授業も3時間。さらに校内研修。珍しく夜の懇親会に出席する。学校が変わっていく様子をつぶさに拝見できる幸せ。

2月4日。東海市の小学校。今年度2回目。若い先生がたくさん食いついて学びにくる。学びたいという若手のために、校長、教務主任、そして間に入ってくださった先生方の思いが形になっていく。こういう場に伴走できるのは幸せ。自分の授業も2時間。

2月5日。岸和田の小学校。元気で正直な子ども達に全身でぶつかっていく先生方。いつも心揺さぶられる場所だ。校内研修も、素晴らしい指導主事と共に、緩やかで暖かな時間。自分の授業も3時間。

2月6日。北海道空知の小学校。旧知の教育長がお誘いくださり、自分の授業も2時間。町の教育が大きく動き出していく、そういう現場に居合わせる機会。また経過を見てみたい。ぼくの主張でもある、専門家+ファシリテーターの二枚の外部講師をセットで呼んで学校と伴走していく、というのを、具体的に形にして行けそうな場所。

2月7日。北海道日高の小学校。小さな学校。小さな学校が現実と向き合い、日々の授業を変えるために苦闘する。授業は5時間。さらに研修。猛烈にやるが、ぼくは田舎教師。田舎のために働きたいんだ。

2月8日。18連勤が終わり、ぼうっとする暇もなく、雪遊びする。

2月9日。久しぶりの父は元気。置き去りの家をざっと点検する。雪の中のメンテナンスを手助けしてくれる父の仲間たちに感謝。

2月10日。北海道上川の小学校。自分の授業は3時間。観察も1時間。授業・観察の後それぞれの先生とカンファランスするという理想の流れ。だが、カンファランスは1時間ではぼくの技量では足りない。あれもこれも、ではなく、「これ」に絞るしかない。それでいいと思う、だが、わかっているのだが、あれもこれもしたくなる自分がもどかしい。

2月11日。父を再び見舞う。来年度は家のことに注力しなくては行けないなとぼんやり思う。寒い旭川

2月12日。練馬区学校教育会学校図書館部会。学校図書館部会に40名が集まる。尽力の先生方に感謝。帝京大学の鎌田さんにも20数年ぶりにお会いできる。夜は国立連続講座。今回はちょっと中途半端。リベンジしたいな。移動中に大量の忘れ物。災難な1日でもあった。

2月13日。横浜市立永田台小学校。授業を3本観察。授業者と対談。そして学校長と対談。研修の場はよくデザインされていて、最終回は充実。校長の

思いをうまく引き出せたか、自問自答しつつ帰宅。

2月14日。大阪池田市の小学校。3年関わる先生。シンプルになってきた。できることできないこと、今すること後でいいこと、読み聞かせも板についてきた。成長著しい教室・先生。胸が熱くなる。

ドメニコ・スカルラッティ:「オルガン・ソ

ドメニコ・スカルラッティ:「オルガン・ソ

 

2月15日。中野のザ・ポケットで芝居。酔鯨云々。破綻著しい脚本。演出家でさえ、「稚拙」と書き記さざるを得ないほどの本なのだが、物凄いエネルギー。芝居陣にも圧倒的な集中力と演技力を要求する。訴えかけてくる、とはどういうことか。この本の力を「選考」した選考人の思いにも拍手だなと思う。アンドレアマルコンのオルガン演奏会が来日できず中止になり、こちらを急遽押さえたのだが、よかった。

www.gekidankyo.or.jp