すぽんじのこころでつぶやく 2023年12月下旬

1 ぼくは、テキストを夢中で読んでもらうための方略を紹介しようと思っているんじゃないんだよね、そこじゃないん。「夢中」とか「楽しい」とか、そういうことが授業から消えている状況をどう考える? って話なんだ。特に楽しさは授業でめちゃくちゃ軽んじられている。でもね、楽しい授業って、創るのすごい難しいんだよ? みんなそのことわかってるのかな。

 

2 弱り目に祟り目。

 

3 すごく気持ちが落ちている。土曜日でよかったと思う。

 

4 小学校の専科制度についてはいろんな立場や考え方があると思うが、やはり議論として全くなされていないところがいくつかあると思っている。

中学校は専科制度が前提だから、その制度を動かしていくためのシステムがありマインドの共有がある。特に後者について多くの小学校で意識されていない(考えられていない)ことは、とてつもなく痛いことだと感じる。中学校での崩壊は基本的に授業で起こるのだが、授業がうまくいかなくて、担任に助けを求める時に、専科担当は限りなく申し訳ない気持ちになる。なぜならば、中学校では教科の運用について授業者の自由度が高く保証されている。ここはとても重要な点だ。授業の運用に関しては、よほどのことがない限り、相互不可侵、それが中学校であり、ぼくに言わせれば専科制度の根幹だ。

その代わりに、その授業維持は専科担当の使命だ。そこを持ち堪えられず担任の力を借りるのは、前提を崩すことになるわけで、文字通り、申し訳ない、ことなのである。でも多くの小学校では専科制度がスタートしているのにそうしたマインドセットはできていない場合が多い。担任は専科に対して「お授業よろしくお願いします」などと普通に言っているケースも多いし、専科も授業がうまくいかないと担任になんとかしてください、と言う。こうした状況だととても苦しい。マインドセットも含めた環境整備もなく、外部からの専科が次々入ってくることで、生徒指導上の課題なども共有されにくくなる。考えられている以上にデメリットも多いことを、管理職も含めて十分想像できているとは言えないように感じる。

 

5 昨日新幹線車内に落としたSuicaを東京駅で回収する。ずうっと落とし物を見つけて回収する人生である。抜歯の後は別な歯が痛む。歯が整列し直しているんだ。おもしろいね。別なところがとても痛む。全部並び直しするまでずうっと続くのだろう。

 

6 父に電話する。

 

7 歯茎がボンボンに腫れている・・・。

 

8 Kahoot!を使うようになって、シェアされているゲームをひとわたり見た。先生が問いを作ることが難しいんだなということがぼんやり見えてくる。クイズ番組の肝の一つは質の高い問題づくりだと思う。結局どんなツールを使おうが、本丸は変わらないんだなぁ。

 

9 食いしばりがひどいのだろう。噛み合わせが変わってしまったことによっていろんなことが起きているのだろう。

 

10 冬休み前の本務校での授業が一足早く終わりました。最後は苦しみながら、いろんなことを考えながらの時間でした。大切な時間になりました。

 

11 多様性を前提とした社会というのは、みんなで仲良くする仕方を学ぶ社会ではない。どうしようもなく受け入れがたかったり嫌いだったりする人たちとそれでも互いの権利を奪うことなくなんとか一緒の社会にいるということが本質だということについて腹落ちするということだ。

 

12 今日は、ここ。高槻市

 

13 歯が痛い。頑張った。

 

14 寝不足のためか、鎮痛剤の過剰摂取によるものか、あるいは空腹か(昨日から昨日の昼しか食べていない)とにかくよくわからないが、ぼうっとしている。

 

15 塩狩への鉄路を登っている。昔蒸気機関車で登ったことを思い出しながら。最近いろんな場面でいろんなことを思い出す。身体が弱ってきているからだろうか。汽車はどんどん遅れていく。多分オンラインには間に合わない。

 

16 なんとか、授業づくりネットワークのzoom理事会を終えたが、相変わらず調子が悪い。今夜と明朝のオンラインをキャンセルさせてもらう。とりあえず歯痛が治るまで何もできない。歯痛は、過労や怒りやストレスや寒さと、密接に結びついている。

 

17 とりあえず年内の仕事をほぼあきらめた。この歯痛ではしょうがない。

 

18 ぼくは毎年年末年始は痛みと戦ってきた。決まった職場を持たずに過ごしてきたこの数年が奇跡みたいなものだったと思う。今年こうして痛みと戦う状況は、職場がある以上、ぼくの当たり前に戻っただけである。

 

19 旭川空港ジェットスター。搭乗率はどのくらいだろう。このまま選択肢として定着してくれるとなまら助かるのだが。。。

 

20 一ヶ月で体重は5キロほど減ってしまった。

 

21 クリスマスの電車。あのころはフリードリヒがいた、を読んでいる女性がいた。なんだろ。じーんとする。

 

22 あっという間だったなあ・・・。日本 1人あたりGDPがG7最下位に。

 

23 つまり、「罰ゲーム」は、学級の文化の中で、長く、概ねユーモアであり楽しみであると理解されてきた言葉なんですよね、改めて考えてみると。言葉の持つ意味合いが大きく変わった言葉、ということになるんでしょうかね。

 

24 とにかく普通に暮らしたい。起きました。

 

25 おもしろいぐらい学校の夢ばかり見る。現任校の同僚や研究会で出会った中であまり接点がなかった参加者の方やが同じ職場にいて、ぼくはまもなく授業に向かおうとしている。そんな夢を繰り返し見る。他にもいくつかバージョンがあり小さな睡眠のたびに繰り返される。これはなんだ。これはなんなんだ。

 

26 抗生剤が効いているうちに洗濯をする。この薬があと数回で切れた後は、自分の回復力での勝負になる。

 

27 なかなか出発しない飛行機。隣の客はものすごいいびきだが、まあぼくも体調が悪い時や大酒を飲んだ時はひどいいびきをかくようだからな。人生の帳尻合わせだろう。

 

28 痛みの頻度減り、高さも低くなってきた。少しだけ息をつく時間が手に入りつつある。ほぼ食べられない状況は変わらないが、正月を上手に過ごすことが大切になりそうだ。

 

29 それはそれ、これはこれ。

政治家案件が出ると大物タレントの醜聞や麻薬の件が出てくる。民衆の目をそらせようとしているのだと。

何を言ってんだと思う。

悪いもんは悪い。タイミングなんてどうでもいい。

ぼくら一人一人が一つ一つの案件から目を逸らさなければいいだけのことではないか。

 

30 渋谷のトライは応援するしかないでしょう。どうせ八方塞がりなんだもの。問題は当事者の理解と負担感の解消のサポートのためにどのくらい外からも知恵を出せるかでしょう、それはぼくも含めてみんなでできる限りのことはしようよ。

 

31 歯が痛い。。。

 

32 らんちゅうは排便に苦しんでいるんだな、

 

33 この数日は。すぐ熱くなって返信する癖はなかなか治らないもんだなと思う。しばらく収まっていたと思うのだが、小さな成功体験と自信が積み重なってくると、そういう性質がまた顔を出してしまう。もう少し穏やかに書いたほうがいいよ。

 

34 うーん、一斉授業(と言う言葉が何を指しているのかもぐしゃぐしゃな気がするが)についての、粗雑な発言がたくさん流れてきて頭が痛くなってくる。

 

35 例えば、正規職員志望は減っていなくて、基本的には臨時職員の確保の問題だ、という指摘。そういう情報の環流は大切だけど。。。結局頭数の問題でコマ合わせは合っているという話になっちゃうのかとも思う。現場の実感の話も一方で大切にされないとなあ。人を大切にしないとな。

 

2023年をアートで振り返る

今年をアートで振り返る。

ベスト10を選ぶのは毎年迷う。明日選んだらまた変わるのかも知れない。

惜しくも選外になったのは、ジュスタン・テイラーチェンバロリサイタル(王子ホール、1/10)、ドーリックSQ(紀尾井ホール、3/7)、矢井田瞳Billboard東京、4/2)、ウルバンスキ&リシエツキ、東響(ミューザ川崎、2/22)、ペトレンコ&辻井、ロイヤルフィル(サントリーホール、5/20)、荒井良二展(横須賀美術館、7/9)、ギリヤーク尼ヶ崎旭川買物公園、7/17)、ソールライター&平間至写真展(渋谷ヒカリエ、7/22)、小谷美紗子(hakujuホール、9/15)、テレマン室内オーケストラ(東京文化会館小ホール、11/28)、クレール・デゼールピアノリサイタル(国分寺いずみホール、12/16)、goodmorning no5「失うものなどなにもない」(下北沢小劇場B1、12/18)など。

 

ベスト10は見た・聴いた・触れた順番に。

 

・マリアンコンソート(東京文化会館小ホール、2/21)

 古楽アカペラはこれまで何度も聴いてきたが、その中でも自発性と、希望を感じる暖かさと明るさがよくブレンドした出色の演奏でした。

2月21日の記録に。

 

BLUE GIANTイオンシネマ旭川駅前、4/11)

 アニメーションでジャズ漫画というそれ自体新奇と言っていいジャンルのものをどう表現するか。一流アーティストの力を借りるのは当たり前として、アニメーションとしての新しい表現方法にこだわり抜いた力作だった。ほとんど映画を見なくなった自分が感動した。

 

・札幌交響楽団大植英次&ガブリーロフ(札幌hitaru、4/11)

 大植のショスタコーヴィチの5番はそれなりに面白かったのだが、やはり、ガブリーロフだ。世界の頂点を極め、その後心を病んだと伝えられるガブリーロフのラフマニノフ2番はバケツ一杯音符がピアノの下にこぼれ落ちていくようなひどいものだった。そのひどさを目撃しながら、激しく心が動かされる。今も十分な言語化はできない。

 

・オーベルニュ室内管弦楽団&ツェートマイヤー(武蔵野市民文化会館大ホール、4/14)

 ツェートマイヤーの弾くバッハの協奏曲は、今望みうる世界最高峰のものだと思った。気を失いそうになるほどの演奏だった。もちろんそのツェートマイヤーと見事に歌を紡ぐ室内管の技量も素晴らしかった。

それぞれ4月11日と4月14日の項目に。

 

山田和樹東京都交響楽団三善晃反戦三部作」(東京文化会館大ホール、5/12)

 この三部作を死ぬまでに全曲これほどの水準で聴く機会があるとは思わなかった。三善はすごい。彼は絶望を知る作曲家だったのだと改めて思う。満席は希望だった。こんな世界でいいわけがないと、たくさんの人が思っているんだ。今年どれか一つだけと言われたら、この演奏会を選ぶことになる。

5月12日の項目に。

 

・野外劇団楽市楽座「炎の鳥」(矢川上公園、5/28)

娘さんご夫婦が劇団を離れてから初めて見る舞台だった。宝塚へのオマージュに満ちた美しい芝居。これまででも最高だった。そして二人の老いを背負いつつ日本中を旅して歌い踊る姿に自分が自然と重なった。泣ける。

5月28日の項目にて。

 

・福北寄席名寄・風連公演(名寄市風連風っ子ホール、9/17)

 玉川太福さんと瀧川鯉斗さんの二人の若手・中堅人気芸人を看板にした公演。こんな田舎までやってきてくれて、一流の芸を見せてくれる。この地域でなら何年に一度しかない機会なのだ。うららさんにも見せることができた。会場は年寄りばかり。「寄席を楽しむ」ということがちゃんと文化になるためには、頻度が必要なんだ。ぼくもボロボロになっても、地方の果てまで膝詰めの距離でぼくの見ているものを話さなくちゃいけないと思う。

 

・ディーン・ボーエン展〜オーストラリアの大地と空とそこに生きる私たち〜(徳島県立美術館、9/21)

アーティストが世界をどう見ているか、そういう見え方が、作品世界に当たり前だが如実に反映されていく。ペーソスとユーモア、十分な質感を伴った存在感。ほとんど知らなかった作家の作品だが、徳島のちょっと行くには不便な美術館で、湧き上がってくる幸せな感情を抑えられなくなる瞬間が何度もあった。

9月17日と21日の項目を。

 

東京都交響楽団&アクセルロッド&コヌノヴァ(東京芸術劇場、11/12)

コヌノヴァのシベリウスが予想を遥かに超える情感豊かな演奏で感心した。しかしなんと言ってもショスタコーヴィチの5番。これは歴史に残る名演ではないかと思う。

 

・ヴァディム・ホロデンコピアノリサイタル(豊洲シビックホール、12/5)

ジェフスキーの不屈の民変奏曲。ウクライナを代表するピアニストが、感情過多にならずに理知的に、しかし、多彩な音色と圧倒的な技巧を駆使して、演奏した。圧倒されてしまった。「団結した民衆は決して破れることはない」。

12月5日の項目を。



すぽんじのこころでつぶやく 2023年12月上旬

1 桜の色づきはとても美しいと思う。もみじやかえでとはまた違った風情があると思う。

 

2 私語も立ち歩きもまるで教室が水漏れしているみたいだなと思う。古くなってしまった水槽を補修し続けるのではなく、多分水槽ごと新しくしないといけないのだろう。新しい器はきっとそもそも水槽ではない方がいいのだろう。

 

3 歯が痛くて、悶絶していた。。。

 

4 実践者は今、巧妙に、自らの言語を収奪されている。

 

5 ブルショルリ。チャイコフスキー

 

6 無事購入。ビッグイシュー。ドルトン東京校へ。

 

7 一日一日を乗り切っていく。それは新卒の時から変わらないのです。野中信行さんは、しのぐ、と説明していました。12月。

 

8 朝からサンボマスターは沁みすぎるな。

 

9 今日は、ここ。ホロデンコ。豊洲。この煌びやかな街で、彼はどんな「不屈の民」変奏曲を弾くのだろうか。

 

10 ホロデンコ。不屈の民。魂のこもった名演でした。涙をこらえつつ帰ります。

 

11 今日も、一つ、一つ、の日。一つ、一つ。

 

12 とても久しぶりの北九州空港

 

13 歯の痛くならない食べ物なんてないよ、という一言は結構勇気づけられるな。

 

14 小倉の会終了。7名の方と。長い友人たち。そして若い友人たち。来てよかったなあ。

 

15 なんだかな、PISAをめぐるいろんな動き・発言が馬鹿馬鹿しく思えて、多分少しイライラしているんだと思う、ぼくは。疲れてるんだろうな。

 

16 余韻が続く。ホロデンコの不屈の民変奏曲は、時にカザルスの鳥の歌のようでさえあった。

 

17 メンタルダウン中。とりあえず元気になるまでじいっとしている。

 

18 それにしても、ガザがひどい。ひど過ぎる。現在進行形で民族浄化を毎日毎日見せつけられている。心がどこまでも冷え込んでしまう。

 

19 今日の講義は、ギリギリなんとかできそうだ。

 

20 乗り換える元気がなく、ずうっと南海の普通に揺られている。

 

21 38.4度か

 

22 熱は下がった。風邪薬も効いているし、多分大丈夫だろう。まあ、ずうっと無理をしながらいろんなことをしているのだから、仕方がないんだ。

 

23 引き続き調子が悪い。熱は多分下がっているが、だるい。なんとか札幌まで辿り着きうららとの約束は果たせてよかった。主人公はくるみ割り人形と本の世界へ旅立っていく。本は全てに世界の希望を携えてくる存在だったのだが、もうこの夢オチの世界は通用しなくなるのかね。

 

24 調子が悪いといろんなことができない。当たり前だが、そういうことだ。

 

25 自分の身体が干し柿のようである、多分干しても干しても渋い干し柿

 

26 ついにあきらめた。この時間まで眠れないのだから、しょうがないね。みなさん、ごめんよ。復活するから待っていてくれ。

 

27 歯を抜いた

 

28 ぼくは新卒からの数年、毎朝学校へ行く前に、吐いていた。授業に行く前には悪寒がして冷や汗が出た。学校も授業もぼくには軽重はあれど、35年間ストレスの対象でありつづけている。特にいつもと何も変わらない事実上のルーティンなんだ。

 

29 野党一致には、とても大きな意味があると思います。

 

30 風邪の後はたいていひどい副鼻腔炎になる。今日はしのぐ日。

 

授業づくりネットワーク「働き方改革は授業を変えているのか」予約開始です

働き方改革は授業を変えているのか。

授業づくりネットワークの最新刊です。

やっと、授業の話を真ん中に置いて、働き方改革を考えるための足場ができました。

 

すぽんじのこころでつぶやく 2023年11月下旬

1 俺に何ができるというのだろう。人間の尊厳。そう、人間の尊厳。

 

2 電車を乗り間違えて焦っている。多分間に合う。着いたらすぐ授業だ。

 

3 鴻池新田ってすごい駅名だなぁ。

 

4 チェリビダッケブラームス。こういうのが聴きたいんだ。

 

5 いただいたざくろ美味しかった。

 

6 ペールギュント。流転の人生に。

 

7 今日は何もかもがゆっくりな感じがする。時間が一つずつ少しずつ遅れていくような感じがしてザワザワする。

 

8 まあ明らかに体調が悪い。過労だね。

 

9 姿勢がいいと元気に見えるらしい、と父は言う。

 

10 ショスタコーヴィチ交響曲ってホラーだよな。

 

11 虹だ

 

12 全ての基本として、誰もが仲良くやれるのが一番いいに決まっていると思います。

 

13 新千歳空港。成田経由で戻る。今日はこの後大先輩の先生と都内でサシ飲み(食事)をする。ばん走の仕事をはじめてからは寺崎賢一さん以外初めてだと思う。三ヶ月先の日程をわざわざ調整して待っていただいた。感謝である。増田修治さん。

 

14 みんなぼくのことを表に引っ張り出そうとするけれど、ぼくは基本的にアンダーグラウンドな人なんだよね。陰でこっそり静かに自分の思うことをやっていく人なんだけどなぁ。この辺りの自分のことを理解してもらうのは、相当難しい

 

15 やっと買えました。ビッグイシュー

 

16 社会を変えたいという強い願いを持つ人を尊敬する。でも想いの強さのあまり教育実践記録(論文)の体裁を取ったアジテーションにならないようにしたいんだ。アジテーションの文章では細部が「まあいいや」ということになりがちだ。でもそこにこそ社会認識も実践の本質も宿っているんだ。

 

18 ぼくはどこにも行かず、ここにいたのである。選んでここにいたわけでもない。なんとなくずうっとここにいたのである。

 

19 今日は、ここ。小金井市。小学校。この銀杏並木が好き。来年もこれそうです。

 

20 明日はまあどうしても原稿を仕上げなくてはいけないな。

 

21 夜の隙間を歩く音楽。クイケン

 

22 すばらしいな。。。Claire Desert.

 

23 それにしても、せっかくの休日を一瞬でもXなんかに捧げてはいけないな、ひどいものばかり見て眩暈がする。SNSを使わなければ、暮らしていくこともできないわけで、なんというか、我が身も、世間も、全部悲しいね。

 

24 今朝はこれ。ボブ・ディラン。インフィデルズ。

 

25 今日は、ここ。市川市

 

26 バルトーク。パウク&ヴィト&ポーランド国立放送響。雪の宗谷線の夜で。バルトークはしかつめらしい印象が強いけれど、ロマンティストだったんだと思う。

 

27 動いてるな、今のところ。行けそうだ。

 

28 高学年教材に言語中心(言語そのものが話題になる)の説明文が登場して、先生も子どももとても苦戦する。これは、低中学年までの説明文教材のほとんどが理科的社会的題材なのに、扱う際にできるだけ体験的なアプローチをそいで(遊びをそいで)言葉でわからせようと「だけ」するからだと思っている。

 

29 おおなごの蒲焼丼。うまい!!

 

30 自分がそれほどやりたいと思っていないことには、これ以上はリソースを割けないよなあ。

 

31 冬の帽子がほしいな。

 

32 3人の方と話し終えて、ホロデンコを聴いている。「不屈の民」変奏曲。高橋悠治盤で聴き馴染んだ大傑作だ。彼はどんな風に弾くのだろう。

 

33 それからニルギリス

 

34 今日は、ここ。テレマン室内。ブランデンブルク全曲!なんと満席。延原さん渾身の指揮。浅井さんの温かく幸せなヴァイオリンを堪能した。高田さんのチェンバロも各ソリストの歌心溢れる演奏も特筆もの。とにかく素晴らしい演奏だった。

 

35 色々準備が整っていない・・・。

 

36 11月1on1オンライン対話は58名の方と。今月も先月以上にキャンセルがたくさんありました。みんな厳しかったね…。

 

珍しくイベントが続きます。 12/3はドルトン東京校。12/15は風越学園。

ほとんど表に出ないのですが、ちょっと引きずり出されます。

12月3日は、SVPのためなら。

12月15日は、若い友人のお誘いなので。

という感じ。

こちらはもう後20名弱で満席。

 

軽井沢風越学園(実践ラボ) #4

軽井沢町発地1278−16 | By 軽井沢風越学園(実践ラボ)

https://kazagoshi-labo.peatix.com/view/#4

こちらの風越の方は後数名くらいで満席です。うまく表示にならない。

 

2023年度石川晋連続講座(11月末から12月)稚内、小倉、あざみ野、甲府、国立申込開始です

今のところ、次のように動こうと思っています。

まああんまり集まらなかったりやめたり、色々あると思います。ここに掲載は、自前のもののみ。依頼をいただいて(しゃべくりメインのオンラインの会含む)開催する方向で検討しているものは、まだ載せていません。

講座予定

4月

8日 → 10日 名寄1/4「新年度の授業づくりと学級づくり」

www.kokuchpro.com

9日 稚内1/4「一年を見通した授業づくりと教室づくり」」

18日 横浜(あざみ野)1/6「学級通信を書く」

19日 国立1/6「学級通信を書く」

26日 大宮1/4「新年度の授業づくりと学級づくり」

5月

11日 茂原1/4「授業づくり学級づくりの対話 1」

6月

2日 市川(本八幡)1/「授業づくり学級づくりの対話 1」

6日 甲府1/「授業づくり学級づくりの対話 1」

15日 小倉1/「授業づくり学級づくりの対話 1」

20日 横浜(あざみ野)2/「授業づくり学級づくりの対話 1」

21日 国立2/6「授業づくり学級づくりの対話1」

28日 仙台1/3「授業づくり学級づくりの対話 1」


7月

5日 大宮2/4

14日 茂原2/「授業づくり学級づくりの対話2」

20日 名古屋1/2

26日 尼崎(園田)1/4「授業づくり学級づくりの対話 1」

 

8月

9日 仙台2/3「授業づくり学級づくりの対話」

www.kokuchpro.com

16日 名寄2/4「授業づくり学級づくりの対話」

22日 横浜(あざみ野)3/6

23日 国立3/6

27日 稚内2/3 → 11月26日へ

9月

19日 尼崎(園田)2/4

21日 徳島1/2

24日 札幌1/4

www.kokuchpro.com

29日 甲府2/4

 

10月

5日 市川(本八幡)2/4

17日 横浜(あざみ野)4/6

18日 国立4/6

19日 茂原3/4

24日 仙台3/3


11月

1日 札幌2/4

2日 名寄3/4

11日 那智勝浦

16日 尼崎(園田)3/4

21日 本八幡3/4

26日 稚内2/3

 

12月

6日 小倉2/3

12日 横浜(あざみ野)5/6

13日 甲府3/4

14日 国立5/6

 

1月

19日 札幌3/4

31日 茂原4/4

 

2月

1日 市川(本八幡)4/4

8日 徳島2/2

13日 横浜(あざみ野)6/6

14日 国立6/6

22日 小倉3/3

 

3月

1日 名寄4/4

8日 尼崎(園田)4/4

15日 名古屋2/2

20日 札幌4/4

 

すぽんじのこころでつぶやく 2023年11月上旬

1 今日は、ここ。千歳。

 

2 スワロウテイル。千歳の夕闇の中の冷たい雨を見て思い出したんだ。

 

3 ニルギリス。ぼくはこのバンドがずうっと、なぜか好きなんだ。

 

4 札幌講座終了。1対1。楽しかった。

 

5 「バートック」と訊かれし我のバルトーク ルーマニア語でも日本語でもなく

 

6 ぼくはもちろん話を聴き続けられる。でも、それってなんだかいびつな関係だよな。

 

7 みんな泉房穂さんを持ち上げるけど、これまでの彼の顛末を考えると、少なくともぼくは彼の下では働きたくない。

 

8 たくさんの現場に入っているということに、あぐらをかいているのではないか。

 

9 キクイモとコハクチョウ

 

10 今日は、ここ。旭川

 

11 上が徹底してマニュアルで対応しようとすると下もどんどんマニュアル化する。電話の応対などもどこか業務的事務的な感じになるので感情と向き合ってほしい人たちは反発する。

 

12 ああ三星食堂。うまいなあ。20代の自分を思い出すよ。

 

13 10月の1on1オンライン対話。45時間。ここしばらくで最も少なかった。ぼくが若干変更をお願いした部分もあったが、やはりキャンセルや変更希望が例年以上に多かった。苦しんでいるんだ。。。

 

14 デジタルシティズンシップ。学校にというか教員に余裕がないことも痛いんだよなとしみじみ思う。タブレット利用の難しさの一つは民主的プロセスに時間的コストを掛けられない(面倒くさい)ってことがあるんだよね。理屈や論理に首肯できてもコストにためらってしまう。

 

15 今日の1on1オンライン対話は、日本の鋒と殿を旅するような時間だった。「日本の学校」などと間違っても一括りにしてはいけない。多様性と呼ぶか、格差と呼ぶか、いずれにしても、まるで違う民族・違う言語であるかのような状況が、事実として「日本の学校」の中には厳然としてある。

 

16 エアポート車内が、ものすごく寒い。

 

17 成田空港はこの時間になると都心へのアクセス便が急激に少なくなってしまうな。

 

18 成田空港から矢川まで。ずうっとチャイコフスキー交響曲を聴いていた。ムラヴィンスキー盤。これは、国家の威信をかけた演奏だったのだろうな。恐ろしい精度の、それ故に、恐ろしく荒凉とした演奏。眠る前に聴くべきではない、音楽。

 

19 理想からは程遠い朝。思い描いていたものより2本くらい後の電車に乗る。

 

20 どうしようもない朝には、田舎臭いモーツァルト。マーク&ハンガリーフィル。

 

21 今日は、ここ。目黒区。小学校。

 

22 ガザで1万人もの人が殺されたという夜。

プーレとゴランの雨の歌。このところ、ずうっと雨が降っているような気がする。

 

23 風が強い。

 

24 フェラス&バルビゼ。雨の歌。フェラスの音は、濡れている。バルビゼも一緒に。

 

 

25 今日は午後から入る予定の学校が先方に事情でキャンセルになったのfr、詩集の残りの印刷をすることができた。勤務校→ばん走先は、強い思いを持ってやり抜いているが、仕事そのものへも、心身そのものへ負荷もとても大きいのも事実だ。今日は印刷時間が捻出できて助かった。

 

26 「黒板から離れると(降りると)授業が変わります」と話した。これは実際そうで、また比喩としての意味もある。でも今は教室に電子黒板がデフォルトになりこれが黒板の代わりに教室前に設置ある。電子黒板はいろんな意味で便利だ。教室の「前」を黒板以上に強固に固着させる道具として機能する。

 

27 ケーゲル&ドレスデンフィルの田園。快速にすっきりとした演奏。もうケーゲルなんて誰も顧みないのだろうな。

 

28 ウクライナへの侵略が後景に退き、ガザのホロコーストが前景に出る。人々の普通の暮らしが蹂躙され、命が奪われる惨劇もリレーのバトンのように受け渡しされていくと、全部日常に埋め込まれた風景のようになってしまいそうで、怖い。

 

29 今日は富士山もよく見える。

 

30 朝の電車の中で本が読める人を尊敬する。そういう姿(例えば特に子どもの姿)を見る時、自分とこの人たちとの生まれ育ち環境の違いをはっきりと感じる。

 

31 ずうっと寝ていた。米原まできた。本を読んだり原稿を書いたり、ばん走先の学校からの要望に応えて準備したりしたい。でもとりあえず眠りそうな時は観念する。強靭な身体が欲しい。

 

32 久しぶりの京都。ものすごい人。平日の夜なのに。歩く。

 

33 歩く。

 

34 ティルソン・トーマスも重病なのだという。若き日の彼の金字塔を、日没と共にみんなが襟を立て始める京都の街を歩きながら聴く。冬の日の幻想。

 

35 今日の授業は多分あまりうまくいかないだろう。要するに、ぼくの、対象に対する愛が足りないのだ。授業を作ってみるとわかるね。

 

36 なんだか大阪フィル。スコットランド。とてもしみる。河村尚子さんは美しい音だった。

 

37 新今宮にはインバウンドが戻ってきていた。

 

38 大阪は雨。結構強い雨新今宮付近は傘がいっぱい落ちている。一本拝借して駅に向かう。

 

39 今日は、ここ。松原市小学校。

 

40 そして、紀伊勝浦へ。

 

41 それにしても、脱力タイムズ、すごいな。ほんとすごい。

 

42 すごいびっくりのお風呂クオリティでした。

 

43 こんな私のためにこんなによくしていただいてどう恩返ししたらいいかわからない。また必ず来ます。紀伊勝浦

 

44 名古屋、寒いぞ。

 

45 6時間電車に揺られた向こうに学びの場を渇望する仲間たちがいることを絶対に忘れないようにしよう。ぼくの魂は生涯田舎教師である。

 

46 ぼくには、思想と行為(行動)が引き裂かれていると感じる人・状況などに、すごくフォーカスしてしまう傾向がある。

 

47 今日は、ここ。都響

 

48 アクセルロッド、都響ショスタコーヴィチ5。これは大名演だった。

 

49 この寒気で最後まで鳴いていたカネタタキもアオマツムシも逝ってしまったんだな。

 

50 今日はここ。目黒区小学校。

 

51 ぼくは1989年に興部で肉眼でオーロラを見たことがあります。

 

52 今日も猛烈な1日になりそうだな。今日は3時間のうち1時間は一斉授業メインだな。どうやったら楽しくやれるかな。

 

53 今日は、ここ。練馬区小学校。

 

54 ラピートαの最終便。

 

すぽんじのこころでつぶやく 2023年10月下旬

1 日本がイスラエルからどうやって邦人を避難させるのかということにのみ関心がある人がいるんだな・・・。その避難に他国の力を借りた借りない、自国は何をしているんだ云々・・・。ガザはもちろんイスラエルにも、そこから逃げられない人がたくさんいるんだけどな。

 

2 今日ののど自慢は充実しているな。ここまで15分、一人も合格なかったなんて、全く気が付かなかった。これこそ、ぼくらが期待するのど自慢だな。平和で申し訳ない気持ちになりながら・・・

 

3 今夜はボブ・ミンツァー。 2014年、ぼくはブルーノートで聴いている。もう9年も経ってしまったのか。

 

4 世界にコミットしたい、できるなら世界を変える力になりたい、という教え子に、半径数mのスタートを説く自分に、嘘はないか。昨日からずうっと考えている。よい仕事とはなんだ。

 

5 海野義雄のViolin short piecesを聴いている。サブスクでは多分聴けないのだが、日本のヴァイオリン界を牽引した名演奏家は、事件のこともあってかあまり話題に上らないが、情熱的でしかも申し分ない技術に裏付けられた録音を残している。このアルバムも素晴らしい。

 

6 もう秋だね、九十九里も。

 

7 ぼくは不正や理不尽について大声で異議申し立てしてきたと思う。しかし学校って場所で不正や理不尽の中でも声をあげにくい人がたくさんいることは知ってる。むしろぼくが異端だと思ってる。どんな志や資格を持っていても心中で苦しいすまないと思いつつ沈黙を余儀なくされている人の傍にいたいと思う。

 

8 雨の手稲。約一年ぶり。いつもより少し早い。いつもは雪の中だったと思う。

 

9 1910年から10年ほどのストラヴィンスキーの頭の中はどんな風にあふれていたのだろう。

 

10 ツグミがいっぱい歩いている。

 

11 バス時刻が変わっているのか。

 

12 タクシー代5200円。。。

 

13 怒りを忘れないこと。でも怒りに囚われないこと。

 

14 先生方が次々生煮えの新しい言葉に飛びついていく様をSNSで見るのが辛くなってきた。「学びの多様化学校」とか、そもそももう日本語としてめちゃくちゃじゃん。学校の先生はこういう次々湧いてくる言葉に飛びついてやがて「ぼろぼろなだてふ」になっていくのかな。「先生よ、もうよせこんなことは」。

 

15 N響ワーグナールイージをもってしても、つまらないな。陶酔か魅惑か淫靡か妖艶か、とにかく、何かが決定的に足りないんだな。

 

16 ピリオド楽器によるバッハ無伴奏の頂点。ビオンディは、でも、なんともロマンティックだ。

 

17 大江千里は素晴らしいメロディメーカー。結局「うたごころ」ばかりはどうしようもないセンスなのかもと思う。

 

18 活動中心の授業をやり続けるのはものすごく体力がいる。この年齢でやり続けるのは、大袈裟でなく、大根おろしで魂を少しずつすりおろしていくような行為である。

 

19 秩父はまだ全然紅葉本番じゃないのか・・・。

 

20 タクシー運転手のちょいちょはさむ女性差別的な発言がきついな。

 

21 そもそもこの子たちは、ライティング・ワークショップを「作文」だと思っていないんだと思う。彼らは「作家の時間」だと思っていて、「作家の時間」で行なっていることを「作文」だとは思っていないのだろう。

 

22 ぼくは日光にも鬼怒川温泉にも伊豆にも行ったことがないんだよな。関東にいるんだもの。少しずつ行ってみなくちゃ。よぼよぼになる前にね。

 

23 「指導」「支援」を巡る議論提案をちょくちょくSNSで見かけるがそれじゃないなあと思う。問題は主語にある。指導でも支援でもする(できると思ってる)のは先生なのだ。主語を変えれば、指導でも支援でもない、新しい関係性を示す言葉を考え続けることになる。ぼくは少なくともそこはずうっと考えてる。

 

24 昔、南海フェリーのキャラクターを乗船記念に撮影して友人に見せた時に、こういうのは受け入れがたいと言われたことがある。当時のぼくは「こんな程度のものにめくじら立てなくても。。。」だったが、あっという間に日本中に溢れかえったこの状況に、さすがに自分のあの時の愚かさを自覚している。

 

25 飯能で進行方向が変わるのか。。。

 

26 秩父。母の文通相手の街。やっと来た。父が言うには、母は結局ここには来れなかったのだと。でも文通相手の方は母に会いに北海道にいらした、と。ぼくはなんとなく逆だと思ってた。

 

27 秩父の朝。多分マミチャジナイに会う。南へ帰っていく途中なのだろう。ここは田舎だ。鳥は通り道も田舎を選ぶ。

 

28 あっという間に都心の雑踏へ。ブロムシュテット、聴きたかったが、叶わなかった。でも秩父はよかった。

 

29 そうか、木星だったんだな。

 

30 コロナは終わらないけれど、コロナマインドは強制終了すると、大多数が決めたのである。

 

31 昨夜からの偏頭痛は軽度で済んだ。右目が疲れ焦点を合わせるのが辛くなる、という前兆がはっきりと出てくるようになったのでわかりやすい。

 

32 改めて。ぼくの1on1オンライン対話は、現役時代の最後数年、ひたすら繰り返していた子どもたちとの対話(面談)と同じなんだなと思う。相手が話したそうならずうっと話を聴くし、ぼくの話を聴きたいようならばそうする。よくコツなどを訊かれるがそんなのあるわけがないよ。

 

33 Mighty Love.種ともこ。人気が落ち着いたこの時期。このアルバムと次のLocked in heaven.この2枚は本当にすごかった。

 

34 チェリビダッケ。ミラノRAI。ブラームス4番。やっぱり最後に聴きたいのはこの曲かもしれないな。

 

35 ジュピター。フリッチャイ。ウィーン響。素晴らしい青空が見える。この曲この演奏はどんな日も青空につながっている。

 

36 本麒麟タモリは、まるでモノマネ芸人がやっているタモリみたいに見える。本家と偽物。すでに入れ替わり可能の記号のようでもある。

 

37 遠くにある希望の灯、という言葉がふっと浮かんだ。

 

38 なんだか泣けてきたな。音楽が欲しい。