すぽんじのこころでつぶやく 2023年10月下旬

1 日本がイスラエルからどうやって邦人を避難させるのかということにのみ関心がある人がいるんだな・・・。その避難に他国の力を借りた借りない、自国は何をしているんだ云々・・・。ガザはもちろんイスラエルにも、そこから逃げられない人がたくさんいるんだけどな。

 

2 今日ののど自慢は充実しているな。ここまで15分、一人も合格なかったなんて、全く気が付かなかった。これこそ、ぼくらが期待するのど自慢だな。平和で申し訳ない気持ちになりながら・・・

 

3 今夜はボブ・ミンツァー。 2014年、ぼくはブルーノートで聴いている。もう9年も経ってしまったのか。

 

4 世界にコミットしたい、できるなら世界を変える力になりたい、という教え子に、半径数mのスタートを説く自分に、嘘はないか。昨日からずうっと考えている。よい仕事とはなんだ。

 

5 海野義雄のViolin short piecesを聴いている。サブスクでは多分聴けないのだが、日本のヴァイオリン界を牽引した名演奏家は、事件のこともあってかあまり話題に上らないが、情熱的でしかも申し分ない技術に裏付けられた録音を残している。このアルバムも素晴らしい。

 

6 もう秋だね、九十九里も。

 

7 ぼくは不正や理不尽について大声で異議申し立てしてきたと思う。しかし学校って場所で不正や理不尽の中でも声をあげにくい人がたくさんいることは知ってる。むしろぼくが異端だと思ってる。どんな志や資格を持っていても心中で苦しいすまないと思いつつ沈黙を余儀なくされている人の傍にいたいと思う。

 

8 雨の手稲。約一年ぶり。いつもより少し早い。いつもは雪の中だったと思う。

 

9 1910年から10年ほどのストラヴィンスキーの頭の中はどんな風にあふれていたのだろう。

 

10 ツグミがいっぱい歩いている。

 

11 バス時刻が変わっているのか。

 

12 タクシー代5200円。。。

 

13 怒りを忘れないこと。でも怒りに囚われないこと。

 

14 先生方が次々生煮えの新しい言葉に飛びついていく様をSNSで見るのが辛くなってきた。「学びの多様化学校」とか、そもそももう日本語としてめちゃくちゃじゃん。学校の先生はこういう次々湧いてくる言葉に飛びついてやがて「ぼろぼろなだてふ」になっていくのかな。「先生よ、もうよせこんなことは」。

 

15 N響ワーグナールイージをもってしても、つまらないな。陶酔か魅惑か淫靡か妖艶か、とにかく、何かが決定的に足りないんだな。

 

16 ピリオド楽器によるバッハ無伴奏の頂点。ビオンディは、でも、なんともロマンティックだ。

 

17 大江千里は素晴らしいメロディメーカー。結局「うたごころ」ばかりはどうしようもないセンスなのかもと思う。

 

18 活動中心の授業をやり続けるのはものすごく体力がいる。この年齢でやり続けるのは、大袈裟でなく、大根おろしで魂を少しずつすりおろしていくような行為である。

 

19 秩父はまだ全然紅葉本番じゃないのか・・・。

 

20 タクシー運転手のちょいちょはさむ女性差別的な発言がきついな。

 

21 そもそもこの子たちは、ライティング・ワークショップを「作文」だと思っていないんだと思う。彼らは「作家の時間」だと思っていて、「作家の時間」で行なっていることを「作文」だとは思っていないのだろう。

 

22 ぼくは日光にも鬼怒川温泉にも伊豆にも行ったことがないんだよな。関東にいるんだもの。少しずつ行ってみなくちゃ。よぼよぼになる前にね。

 

23 「指導」「支援」を巡る議論提案をちょくちょくSNSで見かけるがそれじゃないなあと思う。問題は主語にある。指導でも支援でもする(できると思ってる)のは先生なのだ。主語を変えれば、指導でも支援でもない、新しい関係性を示す言葉を考え続けることになる。ぼくは少なくともそこはずうっと考えてる。

 

24 昔、南海フェリーのキャラクターを乗船記念に撮影して友人に見せた時に、こういうのは受け入れがたいと言われたことがある。当時のぼくは「こんな程度のものにめくじら立てなくても。。。」だったが、あっという間に日本中に溢れかえったこの状況に、さすがに自分のあの時の愚かさを自覚している。

 

25 飯能で進行方向が変わるのか。。。

 

26 秩父。母の文通相手の街。やっと来た。父が言うには、母は結局ここには来れなかったのだと。でも文通相手の方は母に会いに北海道にいらした、と。ぼくはなんとなく逆だと思ってた。

 

27 秩父の朝。多分マミチャジナイに会う。南へ帰っていく途中なのだろう。ここは田舎だ。鳥は通り道も田舎を選ぶ。

 

28 あっという間に都心の雑踏へ。ブロムシュテット、聴きたかったが、叶わなかった。でも秩父はよかった。

 

29 そうか、木星だったんだな。

 

30 コロナは終わらないけれど、コロナマインドは強制終了すると、大多数が決めたのである。

 

31 昨夜からの偏頭痛は軽度で済んだ。右目が疲れ焦点を合わせるのが辛くなる、という前兆がはっきりと出てくるようになったのでわかりやすい。

 

32 改めて。ぼくの1on1オンライン対話は、現役時代の最後数年、ひたすら繰り返していた子どもたちとの対話(面談)と同じなんだなと思う。相手が話したそうならずうっと話を聴くし、ぼくの話を聴きたいようならばそうする。よくコツなどを訊かれるがそんなのあるわけがないよ。

 

33 Mighty Love.種ともこ。人気が落ち着いたこの時期。このアルバムと次のLocked in heaven.この2枚は本当にすごかった。

 

34 チェリビダッケ。ミラノRAI。ブラームス4番。やっぱり最後に聴きたいのはこの曲かもしれないな。

 

35 ジュピター。フリッチャイ。ウィーン響。素晴らしい青空が見える。この曲この演奏はどんな日も青空につながっている。

 

36 本麒麟タモリは、まるでモノマネ芸人がやっているタモリみたいに見える。本家と偽物。すでに入れ替わり可能の記号のようでもある。

 

37 遠くにある希望の灯、という言葉がふっと浮かんだ。

 

38 なんだか泣けてきたな。音楽が欲しい。