よみうり大手町ホール。
猛烈なエネルギー、斬新なプログラム、清新な解釈。
素晴らしい二時間でした。
今回はヴィヴァルディの四季を核としたプログラム。
でも、ウード奏者ジョセフ・タワドロスと共に編曲した四季は、リズムが際立ち、トネッティの即興性豊かな演奏も相まって、実に新鮮でした。そもそも4つの曲を前後半のプログラムにばらして配置し、その間に、タワドロスの中東風に楽曲や、バロックの曲を配して、独創的なプログラム。東洋と西洋の文化の共鳴がテーマだという演奏会のねらいは、見事に伝わっていたように思います。
トネッティ、それにしてもすばらしい、たのしい。オーストラリア室内管弦楽団は、内山田洋とクールファイブタイプのチームでした。