八幡市立美濃山小学校へ行く 今年二回目

今日は朝から美濃山小学校へ。

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武田冨美子さんとご一緒という素晴らしい機会。たくさんお話できて、感激。授業づくりネットワークの次号掲載の武田さんによる美濃山小学校の道徳授業の記録についてもお話できました。

ドラマと学びの場―3つのワークショップから教育空間を考える

ドラマと学びの場―3つのワークショップから教育空間を考える

 

ぼくの今日のミッションは、自分の二つの授業。3年生の道徳の授業参観と終了後のリフレクション。特別支援学級の国語の授業(スイミー!)

自分の二つの授業は、小6「門番のマルコ」で、という藤原由香里さんのオーダーです。教科書教材で授業を創るという今みなさんがいちばんしんどいと感じていらっしゃるところにフォーカスした授業。結果、ぼくも少ししんどかった (笑)

二クラスあるので、同じものをやるのは癪でもあり、まったく違う授業をしました。

一本目の授業は、答えの出ない問いを考え続けるのが人生だ、の授業。

二本目の授業は、いのちよりも大切なものなんてない、の授業。

全く違うタイプの授業、ただし、教科書も確実に活用しながら進める授業でした。いろいろ未熟なところもありましたが、まあ精一杯か。

検討のリフレクションは、対談形式を取りましたが、授業者が実に誠実かつ、クリアの授業の中で起こっていることにまなざしを向けている方で、とてもおもしろかったです。やはり、授業最後の「振り返り」が、強めの縛りになっているんだなということも見えてきて、教科書活用問題とともに、ほどかなければならないポイントだなと感じました。

美濃山小の演劇的手法活用による授業研修、相変わらず魅惑的。今日の授業も担任の先生と藤原さんとのTTで行われるのですが、見事な間合いの中での授業、しかもいくつかの仕掛けも効果的で、ほんとにすてきな授業ですね。道徳の授業改善のアプローチとしても、とても価値があると感じました。