文学の授業の可能性を探るセミナー 多賀一郎さんと 2018.9.2

9月最初の仕事。

多賀先生に声をかけていただいた、財政的な基盤もなくぶらぶらしているぼくのために、多賀さんがわざわざ企画してくださった会だと思います。ありがたいことです。

kokucheese.com

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多賀さんとご一緒ということで、文学教育の戦後の論争史などは横に置き(実際多賀さんが丁寧に概説してくださいました)、これまで全くやったことのない、村上春樹の作品研究(今回はノルウェイの森)の過程をみなさんに追体験していただいたりしました。細部はわからなくてもいい、作品研究っておもしろそうって思ってもらうというのが、コンセプトです、後出しじゃんけんですけど。

午後は実践寄りの講座。絵本を読み、俳句の鑑賞と、司馬遼太郎さんの”無名の人”。

文学ってなんだろう。語りってなんだろう。司馬遼太郎の文章、興味深い。

夜は4日の準備。天気はあやしいが、資料は決め、大まかな進め方も決めました。