9月最初の仕事。
多賀先生に声をかけていただいた、財政的な基盤もなくぶらぶらしているぼくのために、多賀さんがわざわざ企画してくださった会だと思います。ありがたいことです。
多賀さんとご一緒ということで、文学教育の戦後の論争史などは横に置き(実際多賀さんが丁寧に概説してくださいました)、これまで全くやったことのない、村上春樹の作品研究(今回はノルウェイの森)の過程をみなさんに追体験していただいたりしました。細部はわからなくてもいい、作品研究っておもしろそうって思ってもらうというのが、コンセプトです、後出しじゃんけんですけど。
午後は実践寄りの講座。絵本を読み、俳句の鑑賞と、司馬遼太郎さんの”無名の人”。
文学ってなんだろう。語りってなんだろう。司馬遼太郎の文章、興味深い。
夜は4日の準備。天気はあやしいが、資料は決め、大まかな進め方も決めました。