書評はしないという自分ルールを敷いて、読んだ本の一部を書名だけ紹介している。ので、この本についても詳述はしない。けれど、東京から北海道の北部の小さな町までの10時間に及ぶ列車での移動の中で、思わずポロポロ涙をこぼしてしまった。「はじめに」からおもしろかったが、3章以降は、老いを迎えつつある自分と、自分に関わる様々な人々との関わりが、時々不意に込み上げてくるように重なった。ぼくにとっては、この年齢で読むことにもきっと意味があるのだろう。
書評はしないという自分ルールを敷いて、読んだ本の一部を書名だけ紹介している。ので、この本についても詳述はしない。けれど、東京から北海道の北部の小さな町までの10時間に及ぶ列車での移動の中で、思わずポロポロ涙をこぼしてしまった。「はじめに」からおもしろかったが、3章以降は、老いを迎えつつある自分と、自分に関わる様々な人々との関わりが、時々不意に込み上げてくるように重なった。ぼくにとっては、この年齢で読むことにもきっと意味があるのだろう。