梅雨入りか

東京で3年めの夏。でも一昨年も昨年も空梅雨で、梅雨を経験したことがありません。入梅。よくわからないけど、曇天と雨の週末。自分のための大切な時間でした。

コンサートも展覧会も演劇も、自分の中のことばの枯渇を感じていて、しばらくは評を書かないと決めました。

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この週末は、早稲田、上野、赤坂で、芝居や展覧会、オーケストラ、仕事をほっぽり出して、でも大切な時間でした。

 

東大和、高崎、そして東京家政学院大学 2019.6.5-7

5日は夜、東大和で、ちょんせいこさんとファシリテーション×国語。吉岡さん、横山さんに感謝。

説明文「すがたをかえる大豆」

・音読

・大豆の調理品目を、チームによるパントマイム型芝居で再現。(観客にはどの品目の芝居かは知らされていない。見終わった後、セーノーどん、で客が一斉に品目を言う)

6日昼は某所にて研修。

「つないで、つないで、一つのお話」

詩「紙風船

・音読

・「美しい願いごと」とはどのようなものですか?

6日夜は高崎で、ちょんせいこさんとファシリテーション×国語。こちらもスタッフの皆さんに本当に感謝。

説明文「便利」ということ

・グループ音読

・写真とテキストとの関係確認

・写真の内容をテキストの内容と重ねて出来るだけ詳しく説明しよう(4人協同学習、ジグソー法)

この日は、某先生とちょんさんをお引き合わせ、すごいプロジェクトが生まれるかも。塚田さんや山田さんなど旧知の方々との再会も。

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7日は東京家政学院大学。町田キャンパス。3年生の特別講義。

読み聞かせ「さるとかに」「がたんごとんがたんごとん」「がたんごとんがたんごとんざぶんざぶん」

ワンワード

説明文「イースター島にはなぜ森林がないのか」

・音読

・協同型ホットシーティング

私たちの「撮る教室」

cosmos合唱視聴

吉永早苗さんとの長い関わりの中で実現した講義。本当に感謝感謝。表現欲求溢れる、本物を嗅ぎ分ける、素晴らしい女子学生たちでした。

 

真珠まりこ『ゆめねこ』 あさひかわ新聞 2019/6/4号「こどもの本棚」原稿

あさひかわ新聞「こどもの本棚」 2019.6.4 掲載。

不定期で連載しているコーナーです。今回取り上げたのは、真珠まりこさんの『ゆめねこ』(金の星社)です。

ゆめねこ

ゆめねこ

 

以下、掲載本文。

ここから--------

実は、最初、この絵本あまり感心しなかったのです。

何しろ夢オチの流れは、典型的なお話のパターンです。まあ、ステレオタイプだよなあ、と。そもそもぼくは最後のオチは、もう最初の2、3ページで気がついてしまっていました。そして、本当にその通りだったので、ちょっとがっかりだったのでした。なんだかなあと思ったりしたのです。

でも、違うんだよなあ、こういうのは。

頭でっかちのぼくがガツンとされた感じになったのは、試しに読み聞かせた小学校1年生の教室で、子どもたちがこの絵本を大歓迎だ、という事実でした。

まず、絵が大きいので、読み聞かせ映えする。読み聞かせることをちゃんと考えている絵本だと読みながら気がつきました。特に低学年までの子どもたちはこうしたキャラクターを立てるタイプの絵本をとても喜ぶのです。

そして、何よりも、例のオチ。ぼくにはステレオタイプにも思えるオチに、子どもたちは、うわあとか、なんでーとか、嬌声をあげて反応するわけです。びっくりするのですね。考えてみれば、そうだよなあ・・・。

物語をたくさん消費してきてしまったぼくは、時々先回りをして勝手に絵本の価値付けをしてしまうところがあるようです。典型的な物語の構造をたくさん身のうちに溜め込んでいくまで、じゃぶじゃぶと読み聞かせをしてあげたいという、そういう当たり前のことが、時々頭でっかちに駆逐されそうになってしまいます。子どもたちと読み聞かせを楽しむ現場がいつもたくさんある今の状況を、心から感謝しなくては、と、改めて思いました。

--------ここまで

イタリア交響楽団 (ボルツァーノ・トレント・ハイドン管弦楽団) kitara 2019.6.3

イタリア交響楽団ボルツァーノトレントハイドン管弦楽団) kitara 2019.6.3

歌劇「フィガロの結婚」序曲から、ドイツの田舎のオケのような暖かさがいい。イタリアのオケの「歌心」も多少あるけど、ドイツの田舎オケという感じで、質実剛健の印象。合奏力は高く、これは期待通りだなと感じました。小編成で、南欧の往年の室内管弦楽団を思わせるような自発性を感じる演奏スタイル。指揮のチョン・ミンの若々しい指揮ぶりにも促されているのかも知れないが、好印象でした。

 

イタリア交響楽団とは、まあ、プロモーションのためとは言え、思い切ったネーミングです 笑。

ボルツァーノトレントハイドン管弦楽団です。

近年グスタフ・クーン指揮のベートーヴェン交響曲全集などで注目を浴びるオーケストラです。全国6箇所公演の初日。

 

ほんの二日前にセブンイレブンチケットで確保した一番安い、はしっぽの席(オルガン側)。でも、kitaraは素晴らしいなあ、本当によく聴こえます。

客の入りは、半分くらい・・・中間の価格席がスカスカで、ぼくの座っている一番安い席当たりとS席がたくさん。客の少ない時のkitaraは、いつにも増してよく響きます。ぼくはこのホールが大好きなんだった、そう言えば。いつ以来だろうか。隣のおじさんが常にプログラム(正式購入じゃない一枚ものの配付されてる紙)をいじる音が気になるけれど・・・。

 

ソリストはイヴァン・クルパン。クロアチア? のピアニスト。若干20歳の2017年にメジャーコンクールの一つであるブゾーニ国際で優勝しています。まだ22歳か・・・。

最初、ウルヴァン、だと思っていたのね・・・で、あれ、クルパン・・・。それで色々気が付いたのですが、音楽家家族の生まれだというクルパンは、ひょっとして、ウラディミール・クルパンのご子息だろうか、いや年齢的には孫?・・・だとすると、この鋭敏な音感覚はわかる気がします。ミケランジェリ直系ですものね。

実にセンシティブで陰鬱なピアノ。ドイツ的でやや陽性でもあるオケとはなんとも言えないアンバランスさです。

ただ演奏スタイルは主情的。カデンツァの特異な音感覚と、コンクールとの本選を担当したオケだからというあたりからくる気安さからか、オケに関係なく自分の世界を構築しようとする若さがすごい。構成を無視して、響きに賭けるといった風情にも。やや微温的なオケの伴奏の中で、破格の可能性を感じるピアニストでした。

喝采の中で弾いたアンコールは二曲。シューマンアラベスク、そしてショパンの雨だれ。アラベスクの輝きとくぐもり、時に極端なアゴーギクに驚き、その後の雨だれのさらに主情的で自由なアプローチ、時々見せる暗い眼差し・・・将来の楽しみなピアニストでした。

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ベートーヴェンの7番は、もうこの数年で何回聴いただろう。ちょっと客の入りの悪そうなオケは、のだめ以来こぞってこれを演奏する。

で、この演奏、チョン・ミン良かったです。父はピアニストとしての技量を基盤としていたわけですが、チョン・ミンは弦楽器。田舎のドイツオケの温もりにカンタービレと若さが加わった感じの、楽しく気持ちの良い7番でした。

1993年にまだ無名のティーレマンがサンタ・チェチーリアを振ったこの7番を、同じkitaraPMFで聴いた。あの時の快速な歌心を思い出す快演でした。チョン・ミン、伸びるかも。

 

父のいろんなことで、かなり気持ち的に疲れていたので、無理して予定変更でオケを聴いて良かったと思いました。

音楽があって良かった。自分をチューニングできる方法が備わっていて良かった。

 

国立に戻ると、桜はすでに切られていました。

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それでも、ソメイヨシノに生るタネもあります、不稔の宿命を負うタネ。

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教師教育を考える会メールマガジンのこと

2018年3月31日まで一年間集中的にご執筆をいただいた教師教育を考える会メールマガジンの書庫がフェイスブック上にあります。

こちらのグループへの参加希望が最近また増えています。誰か紹介してくださったのかな。こちらから参加承認をへて、全号が読めます。

www.facebook.com

最終号のみ、全号のインデックスを兼ねているので、再掲しておきます。

 

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メールマガジン「教師教育を考える会」81号
            2018年3月31日発行
http://www.mag2.com/m/0000158144.html
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メールマガジン「教師教育を考える会」総目次
元北海道公立学校教諭・NPO法人授業づくりネットワーク理事長                   石川 晋

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 81号です。刊行以来の全号の執筆者リストです。
 アーカイブスは、フェイスブック利用の方は下記のグループに全号あります。加入の承認を送っていただければ、承認します。
 https://www.facebook.com/groups/1514472288646221/
 フェイスブックを利用していらっしゃらない読者の方は、私のwebサイトに全て収録してありますので、そちら(下記)で読むことができます。
 ”すぽんじのこころ” http://suponjinokokoro.blog112.fc2.com/
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1号:6月16日金   石川晋(NPO法人授業づくりネットワーク理事長/元・北海道公立中学校)
2号:6月20日火    石川晋(NPO法人授業づくりネットワーク理事長/元・北海道公立中学校)
3号:6月27日火   杉本直樹さん(大阪市立上町中学校教諭)
4号:7月4日火    町支大祐さん(東京大学マナビラボ 特任研究員)
5号:7月11日火    宮田純也さん(「未来の先生展」実行委員長)
6号:7月18日火   梶原末廣さん(インターネット編集長/「中・高教師用ニュースマガジン」編集・発行人)
7号:7月21日金   梶浦真さん(教育報道出版社 代表)
8行:7月25日火   木下通子さん(埼玉県立春日部女子高校司書/ビブリオバトル普及委員)
9号:7月28日金   藤原友和さん(函館市立万年橋小学校教諭)
10号:8月1日火   阿部隆幸さん(上越教育大学教職大学院准教授/NPO法人授業づくりネットワーク副理事長)
11号:8月4日金   鍋田修身さん(島根県隠岐島前高等学校常勤講師)
12号:8月6日日   岡崎勝さん(名古屋市立小学校非常勤講師/学校マガジン『おそい・はやい・ひくい・たかい』(ジャパンマシニスト)編集人)
13号:8月8日火   今井清光さん(東京都立科学技術高等学校・教諭)
14号:8月11日金  武田信子さん(武蔵大学人文学部教授)
15号:8月15日火  杉山史哲さん(ミテモ株式会社/学校働き方研究所)
16号:8月18日金  ちょんせいこさん(株式会社ひとまち代表) 
17号:8月22日火  上條晴夫さん(東北福祉大学教授)
18号:8月25日金  赤木和重さん(神戸大学大学院)
19号:8月29日火  大和信治さん(EDUPEDIA編集部/NPO法人Teach For Japan外部講師)
20号:9月1日金   荒木寿友さん(立命館大学教職大学院
21号:9月5日火   館野峻さん(品川区立義務教育学校教諭/Teacher’s Lab.理事)
22号:9月8日金   住田昌治さん(横浜市立永田台小学校校長/ユネスコアジア文化センター事業推進委員)
23号:9月12日火  田中雅子さん(東京都立中野特別支援学校主任教諭/特別支援教育コーディネーター/認定ワークショップデザイナー)
24号:9月15日金  木村彰宏さん(株式会社LITALICOジュニア事業部ヒューマンリソースグループ/NPO法人Teach For Japan採用・研修担当)
25号:9月17日日  吉川岳彦さん(シュトゥットガルト自由大学 修士課程クラス担任及び専科教員コース学生)
26号:9月19日火  渡辺光輝さん(お茶の水女子大学附属中学校教諭)
27号:9月22日金  矢野博之さん(大妻女子大学教授/REFLECT理事)
28号:9月26日火  横山験也さん(株式会社さくら社代表取締役社長)
29号:9月29日金  高田保則さん(北海道公立小学校通級指導教室教諭/オホーツクADHD&LD懇話会副代表/オホーツク子どもの発達サポート教育研究会副会長)
30号:10月3日火  加茂勇さん(教科研「発達障害と教育」部会世話人新潟県公立小学校教諭)
31号:10月6日金  千葉孝司さん(音更町立音更中学校教諭/ピンクシャツデーとかち発起人代表)
32号:10月10日火 長尾彰さん(NPO法人EFC代表理事
33号:10月13日金 柴崎明さん(横浜市内私立中高一貫校教諭/教員と教員志望のためのサークルTサークル代表)
34号:10月17日火 武田緑さん(一般社団法人コアプラス代表理事
35号:10月20日金 石川晋(NPO法人授業づくりネットワーク理事長/元・北海道公立中学校)
36号:10月24日火 蔵満逸司さん(琉球大学教職大学院・作家)
37号:10月27日金 小坂善朋さん(北海道安平町公私連携幼保連携型認定こども園副園長)
38号:10月31日火 田中光夫さん(フリーランスティーチャー)
39号:11月3日金  一尾茂疋さん(一尾塾塾長、自主学校瀬戸ツクルスクール運営責任者)
40号:11月7日火  豊福晋平さん(国際大学 グローバル・コミュニケーション・センター 准教授 (Associate professor)・主幹研究員、IUJ Associate professor)
41号:11月10日金 岩田将英さん(柏市教育委員会学校教育部指導課指導主事)
42号:11月14日火 糸井登さん(立命館小学校教諭/明日の教室代表)
43号:11月17日金 後藤健夫さん(教育ジャーナリスト)
44号:11月21日火 寺西隆行さん(ICT CONNECT 21 事務局次長)
45号:11月24日金 伊藤敏雄さん(All About学習・受験ガイド、「明日の教室」名古屋分校事務局長)
46号:11月28日火 北見俊則さん(一般社団法人志教育プロジェクト専務理事/前・横浜市上永谷中学校校長)
47号:12月5日火 斎藤早苗さん(元・愛知県小牧市立小牧中学校PTA会長)
48号:12月8日金  宇都宮美和子さん(帯広市立稲田小学校栄養教諭/十勝清水食育ネットワーク事務局長)
49号:12月12日火 前田康裕さん(熊本大学教職大学院准教授)
50号:12月15日金 岩渕和信さん(神奈川県山北町立山北中学校教頭)
51号:12月19日火 妹尾昌俊さん(学校マネジメントコンサルタント/学校業務改善アドバイザー(文科省委嘱))
52号:12月22日金 松下音次郎さん(森のようちえん ぴっぱら)
53号:12月26日火 青山新吾さん(ノートルダム清心女子大学人間生活学部児童学科准教授)
54号:12月29日金 石川晋(NPO法人授業づくりネットワーク理事長/元・北海道公立中学校)
55号:1月9日火   大野睦仁さん(札幌市公立小学校教員/教師力BRUSH-UPセミナー代表)
56号:1月12日金  柴崎卓巳子さん(福岡県田川郡添田町立真木小学校養護教諭
57号:1月16日火  多賀一郎さん(追手門学院小学校/教師塾・親塾主催)
58号:1月19日金  菊池真人さん(南アフリカ共和国ヨハネスブルグ日本人学校 教諭)
59号:1月23日火  梶川高彦さん(愛知県東浦町立生路小学校教諭/教師の学びサークルほっとタイム代表主宰)
60号:1月26日金  青木芳恵さん(ラーンネット・グローバルスクール ナビゲータ)
61号:1月30日火  江口彰さん(NPO法人 いきたす代表理事
62号:2月2日金   中島範隆さん(山梨県甲斐市立双葉中学校教諭)
63号:2月6日火   関田聖和さん(神戸市立松尾小学校教頭)
64号:2月9日金   桐田敬介さん(上智大学共同研究員、edu:re共同代表)
65号:2月13日火  松田剛史さん(北海道大学大学院/ソーシャルベンチャーあんじょう家本舗代表)
66号:2月16日金  渡辺貴裕さん(東京学芸大学教職大学院准教授)
67号:2月20日火  池田修さん(京都橘大学発達教育学部児童教育学科教授/明日の教室代表)
68号:2月23日金  金大竜さん(大阪市立新高小学校教諭)
69号:2月27日火  鈴木美枝子さん(いわき短期大学幼児教育科教授)
70号:3月2日金   平井良信さん(有限会社カヤ プレイフルプロデューサー)
71号:3月4日日   中川翔太さん(東京学芸大学教職大学院院生)
72号:3月6日火   俣野秀典さん(高知大学地域協働学部/大学教育創造センター講師)
73号:3月9日金   藤倉稔さん(北海道猿払村立拓心中学校教諭)
74号:3月11日日  佐々木潤さん(宮城県公立小学校教諭/東北青年塾スタッフ/あすの社会科を考える会主宰)
75号:3月13日火  山本純人さん(埼玉県公立中学校教諭/俳句結社「梓」同人)
76号:3月16日金  江口凡太郎さん(北海道網走養護学校教諭)
77号:3月20日火  岩瀬直樹さん(東京学芸大学教職大学院准教授)
78号:3月23日金  佐藤年明さん(三重大学教育学部教授・教職大学院兼担)
79号:3月27日火  藤原由香里さん(京都府八幡市立美濃山小学校教諭、NPO授業づくりネットワーク副理事長)
80号:3月30日金  塩崎義明さん(浦安市立高洲小学校教諭)
81号:3月31日土  石川晋(NPO法人授業づくりネットワーク理事長/元・北海道公立中学校)

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 今号で、準備期間を含めて1年間の発信が終わりました。
 「教師教育ネットワーク」メールマガジンの読者を引き継ぐ形でスタートし、当初は1600名ほどの登録者だったのですが、前号の発行数が2655。約1000名読者が増えました。
 これまでも様々なメールマガジンの発行に携わってきました。しかし今回は、様々な研究会などで出会った方々にも、感想や励ましの言葉を思いのほかたくさんいただく機会があり、反応の大きさに驚きました。
 このメールマガジン発行に伴って、読み合わせの会や関連研修会を開催することも、少し考えましたが、私一人で企画する余力は残念ですがありませんでした。
 なにはともあれ、この号で終わりです。ほっとしています。今号発行が完了しましたら、発行媒体に廃刊の手続きを行います。
 無償でご執筆を引き受けてくださったみなさん、本当にありがとうございました。そして、ここまでお付き合いいただいた読者の方々にも心より感謝を申し上げます。
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メールマガジン「教師教育を考える会」
81号(読者数2655)2018年3月31日発行
編集長:石川晋(zvn06113@nifty.com)
登録・解除 http://www.mag2.com/m/0000158144.html
まぐまぐ:教師教育を考える会)
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トリスタンダクーニャ諸島みたいな場所にいる

早朝から二件のオンライン伴走。

もちろん話は多岐にわたりますが、煎じ詰めて言うと、お一人目は体育の授業と授業記述にあたってのアプローチの話。

もうお一人は、運動会後のリフレクションの時間をどうするかを、ご自分自身の運動会期間のリフレクションに伴走する中で、考えていくこと。

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昨日は、父に話して、今日一日だけ訪問はお休みにした。少し肌寒い晴天。自分のフォルムを補正しないと、山のようにある仕事の優先順位すら決められない。

昨夜は、あさひかわ新聞の原稿を書きました。

トリスタンダクーニャ諸島なら、行ってみたい外国だな、と思う。

書きたいことがたくさんあるのだけれど

とにかく時間がない。

どうしたらいいのだろう、と思うくらい、時間がない。

音楽が聴きたい。

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たまらず、チケットを一枚ギリギリで確保する。

忘れないためにラベルだけ書いておこう。

・運動会のこと

・徹底反復と基礎基本・活用のこと。

・民間教育研修のあり方のこと。

・オンライン伴走という仕事。

 

松原市立松原東小学校へ 2019.5.31

5月後半のロード、最終日は、新しい現場、河内松原。上野さんのお声がけで入ることになりました。川野さんという素敵な研究主任、そして人情味豊かな管理職、真摯な若手実践者・・・伸びゆく学校です。

今年度あと数回入ります。楽しみです。

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1時間目 4年生国語「短歌・俳句に親しもう」(トリゴラス、音読、原文・訳文交互よみ、短冊視写→ペアで作者になってみて読み合う)

2時間目 3年生道徳「百羽のツル」(クラス全体でツルの集団になっていく劇化)

3時間目 1年生国語 絵本の読み聞かせ(さるとかに、もりのなか、さるるるるシリーズ3冊、いっしょだよ)

4時間目 2年生道徳「ともだちやもんな、ぼくら」(役割読み、人間ものさし)

5時間目 5年生国語「生き物は円柱形」(教科書の編集構造を捉え(見立てるの復習 → 全体の構造を掴み取る)

6時間目 2年生国語(研究授業)「たんぽぽのちえ」

放課後:事後検討会

 対談型、模擬授業検討型、お手紙型、リフレクション

その後、飛行機に飛び乗りました。

 

名古屋連続講座1回目「絵本読み聞かせ」

8名の申し込み。朝からキャンセルが出て、会場には4名。充実の時間。

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申し込んでも会場までたどり着けないたくさんの人。

NHK44万人の不登校の衝撃を見ながら、ぼくが見ているものは、同じ光景で、でも同じ光景でもない、と思う。

 

もう一本ビール飲んで、明日の準備をしよう。

 

白浜町立西富田小学校、名古屋女子大学中学・高等学校

5/29

白浜は十河校長先生のお声がけで、初めての現場。

授業は5年生道徳「すれちがい」。3年生道徳「ぬれてしまった本 エブラハム=リンカーン」。

1時間半の研修講座。若い先生がいっぱいの伸びゆく職場でした。

5/30

名古屋女子大学中学・高等学校。

3時間の学校研修。猛烈にアクティブ・ラーニングとリフレクション。大西先生とのミニライフヒストリーアプローチからスタートし・・・。

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サルバションさん、学校との引き合わせをありがとうございました。