岸和田市立朝陽小学校へ 2019.1.9

2019年の学校支援の1本目は朝陽小学校でした。今年度8回め。朝陽さんとの仕事も今年度は後2回です。

今回は4年生の3クラスで道徳「わかっているはずだから」。

3クラスの「個性」は大変な違いようで、まさにアセスメントしながらの授業です。

1クラス目は、全体を範読し、設定を確認し、登場人物のやり取りが一番大きな部分について、グループ+教師でシナリオ読みするプラン。

2クラス目は、全体を三つの場面に分けながら、小さな動きを伴った活動、担任も交えた小さなシナリオ読み活動、子どもたちチームだけでの大きめのシナリオ読み活動というように演劇的な手法を積み重ねていくプラン。 

3クラス目は、全体を範読し、道徳見つけ、登場人物への採点、ディスカッションという、広山さんの「道徳読み」のパターン。

道徳読み――教科書を使う道徳の新しい授業法

道徳読み――教科書を使う道徳の新しい授業法

 

それぞれ発見あり、課題あり。

いずれのクラスも最後はこの絵本を読んで、振り返りをシンプルに書きました。

むねがちくちく (絵本・こどものひろば)

むねがちくちく (絵本・こどものひろば)

 

午後は再来週の校内研修のための事前研修。

こちらの学校は、すでに完全に模擬授業検討が定着しており、さらに前回からは、ワールドカフェ的アプローチ+グラフィックレコーディングを活用。今回はさらに一人グラフィッカーを立てて、グラフィック活用を試みました。f:id:suponjinokokoro:20190110102230j:plain

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優れた指導主事がおり、その方とは1年半仕事をしているのですが、今回もグラフィックを実際に指差しながら、指導助言。シンプルで的確、見事でした。

こちらの学校は本当に大きく研修が変わりました。2時間近い時間、先生方が話し続ける様子は驚異的。ここからは、むしろその話し合いを、削ぎ落としてシンプルにしたい。そこも研究主任の大橋さんと共有して(以前から少しずつ相談しているわけですが)きました。