亡くなった母の誕生日でした。
神居神社の境内の真下で車が埋まり、JAFの助けを呼ぶ事態になりました。おまけに神居神社は三ヶ日しか空いてないらしく、おみくじも引けず・・・。自力で30分近くかけて脱出し、なんとか空港に滑り込みました。が、今度はスマホの充電が出来ない。本体側のソケットがいかれてしまったらしいのです・・・。
まずい流れに打ちのめされつつ、仕事が始まっていきます。
音楽は、箱根から、ずうっとバンプ。
いろんな映画へのオマージュ、でした。がぼくは揺さぶられたり水かけられたり、理不尽な目にあいながら、シャレは効いてるけど風刺はないなあと思ってました。
でも、途中からは、ああ、これはディズニー版の攻殻機動隊なんだと気がつきました。そこからはずうっと、不思議な感慨をもって、見ていました。
当然、それは、別れの映画でした。
元旦からずうっと書いていました。
特に新しい本につける注釈の作業が楽しいけれど、しんどくて、結局6時間くらいずうっとやっていました。父が、そろそろやめたほうがいいんじゃないかと心配するほどだったので、よほどの集中だったのだと思います。
気がついたら夕方ももう遅い時間で、おまけに猛烈にやり過ぎたらしく、明らかに暮れからずうっとだらだ症状が続いている風がひどくなったようでした。ご飯を食べて数時間横になり、その後は、別な本の執筆にかかり・・・。
その間、ずうっと音楽を聴いていました。ポリーニやツィマーマン、リヒテルを。
グリーグ - ピアノ協奏曲 イ短調 Op.16 ツィマーマン(ピアノ)カラヤン ベルリンフィル
父と二人の時間は明日の午前で一旦終わりです。
年末年始は、でも、これでよかったんだろうと思える時間でした。
元旦から走ったり、蹴ったり、歌ったり、弾いたり、喋くったりする人がいる。
ぼくは書いている人でした。
2019年1月1日から今年度一杯の予定です。4月以降は、木曜日と金曜日を開けて、個人支援、学校支援をしようと思っています。土、日曜日は研修会を行います。またそれとは別にネットでのメンターも数名募集をかけようと思っています。とりあえず、2017年度と2018年度にお世話になった方に優先で金銭的条件など詳しい情報を送っています。もし入り用のかたがいらっしゃいましたら、個人宛でメッセージまたはメールでおしらせください。
さて、今年度1月から3月までの最新版。一緒に入ってみたい日程などがありましたらできるものについては調整しますので早めにご連絡ください。
<1月>
1月5日土 ファシリテーション×国語 大阪
1月6日日 ファシリテーション×国語 東京
1月7日月 東京学芸大学教職大学院ゲスト講師(岩瀬直樹講座)
1月12日土 授業づくりネットワーク理事長訪問㉑仙台
1月13日日 水戸・セカンドリーグ主催:こども学校プロジェクト#13 公立校の学びをめぐる対話〜その営みの可能性(本川良さんと)
1月15日火 港区立赤坂中学校
1月19日土 授業づくりネットワーク⑧名古屋
1月24日木 東京都・国立市立国立第一中学校
1月25日金 横浜市立永田台小学校校内研修
1月26日土 「石川晋さんと教育談義」
横浜・あるといいながある横浜shares
Demo 石川晋さんの2018年の仕事を通して考える 〜 授業が変わる、
学校が変わるために、私たちができること〜
*定員になりました*石川晋さんの2018年の仕事を通して考える 〜 授業が変わる、学校が変わるために、私たちができること〜
1月27日日 授業づくりネットワーク⑨大阪
1月28日月 奈良県・葛城市立新庄北小学校
1月29日火 大阪市立東中川小学校
1月30日水 大阪市立豊里南小学校
<2月>
2月2日土 授業づくりネットワーク理事長訪問㉒甲府
2月3日日 授業づくりネットワーク理事長訪問㉓松本
2月13日水 徳島県・上板町立東光小学校
2月14日木 東京都・国立市立国立第一中学校
2月15日金 Teach For Japan 支援(戸田?)
2月17日日 マイプロ北海道予選in札幌
2月19日火 大阪市立東中川小学校
2月20日水 大阪市立豊里南小学校(公開研修会)
2月23日土 授業づくりネットワーク⑩岡山
2月25日月 Teach For Japanフェロー支援(北九州、予定)
<3月>
3月5日火 奈良県・葛城市立新庄北小学校
3月6日水 大阪市立豊里南小学校
3月18日月 東京都・国立市立国立第一中学校
3月23日土 蝦夷の教育文化フェスティバル
80・90・00・10年代を駆け抜けた大谷和明「耳順」記念セミナーin札幌
3月26日火 関東学院小学校・校内研修
3月30日土 授業づくりネットワーク⑪仙台
『学校でしなやかに生きるということ』の続きの本を書いています。
連載が15回分。武田緑さんとの対談もあり、それでも50ページくらい書き足さなくてはいけないのですが、今夜だけで多分7、8ページくらいは書いたかな。
どうしても書きたい本。
カラヤンの壮年期の第九を聴きながら、ずうっと書きました。
何人かの教育系ブロガーやSNSの教育系人気ライターが、あまりにも杜撰な形での、講師や執筆の依頼に、心を痛めたことを書いている記事をみます。
ぼくにも、そういう出来事はあったなあと思います。
ぼくは、基本的には依頼されたことは断らない方針で、なんとか時間や日程を調整することにしています。
結果今年も、東京と大阪を2往復するようなぐしゃぐしゃな日程になったりしたところもあるのですが、それでいいと思っています。今は、熱意と誠実さを感じる方の依頼には、ぼくも誠実に応えたいと思っているわけです。
今年は結果的に折り合いがつかなかった数件を除いて、ぼくからお断りにすることになったのは、呑みの会などを除くと、たった一件でした。
学生さんからの依頼です。6大学の一角を占める大学の学生さん。優秀なのでしょう。留学生を支援するNPOの大学内組織に加入されている学生さん2名で、ぼくが暮らす街の近くまでわざわざ相談に来てくれました。東南アジアの某国に行き英語を中心とする教育支援をする予定の留学生を支援する。そのための基本的な指導技術を身に着ける場を作りたいので支援してほしいということでした。NPO授業づくりネットワークへの依頼です。ワークショップをしてほしいということですね。
・英語単体についての希望に沿う形のものは提供できないこと。
・国情が違うのであくまでも一般論としての授業・学級運用の技術を教えることしかできないこと。
この二つを確認した上で、希望の日時を提案していただくことになりました。彼らがこの場の飲食代は払う素振りでしたが、もちろんぼくが払いました。まあ、いろんな考え方があるでしょうが、学生さんを応援するのが、ぼく(ら)の立場です。
2名の学生のうちの1名が以降の中心的なやり取りを担当されるということで、その方とのやり取りが始まりました。
①数日後希望の日時がメールで出てきたのですが、ほぼ全て平日等の夜、もしくは教員が最も忙しい時期の土、日曜日。学生さんの日程を優先していることが明らかにわかる日程でした。まあ、いいのです、これは。ただ、この日程では、NPO内の現役理事にお願いするのは困難です。基本的には一番自由に動けるぼく自身が対応することにしようと考えました。
②希望の日時の中で、こちらの可能な時をすぐにお知らせしました。当然、他の団体や学校との調整もあるので、連絡は急ぎます。お待ちいただいている方もいらっしゃることをお伝えして、早めに連絡してほしいと伝えました。
③一週間連絡がありません。再度の念押しメールをしました。
④ようやく返信があり、日時が確定しました。
⑤ところが、それから半月ほどして、突然、上記で決定した日程を変えてほしいという連絡がありました。対象の学生がテスト週間だというのです 笑 それで、当初こちらが示した別な日程で調整できないかというのです・・・。もちろんその日程はお待たせしていた学校や団体と既に調整して全てコンクリート済みです。当たり前ですね。
⑥そこで、その日程はもう難しいことを伝え、こちらが可能な日程(また頑張って調整をした日程です・・・)を伝え、この日程なら可能なのでいかがですか、とお伝えしました。
⑦するとまた、一週間連絡がありません。
⑧こちらからもう一度連絡すると、最初にお会いした2名のうちの担当ではなかったもう1名から連絡がありました。内容は、担当を変わらせていただいたということ(何故なのかは何も説明はなし)、そして、ぼくの提案した日程とは全く違う、希望の日程が数日分示されていました。
⑨ぐっとこらえて、その日程では難しいこと、既にもう一人の方にこちらの可能な日程を伝えてあることをメールで連絡しました。
⑩でも、思い直して、次の日、この話は折り合いがつかないこと、連絡も遅く、いろんな方にもお待ちいただいて迷惑をかけてしまっているのでこれ以上は続けられないこと。組織のルールもあるのだろうけれど交渉の方法を再考したほうがいいこと。改めて折り合いがつきそうな時はまたご連絡いただきたいこと。をメールで伝えました。
それっきり返信はありません。
「学生さんはそんなものよ」とおっしゃる方もいるのでしょう。
でも、NPOであれなんであれ、ビジネスであれボランティアであれ、大人との交渉をシミュレーションや練習の場でなくするわけですから・・・。依頼先へ、検討の現状を伝え、話し合いのための方法や時間規模を伝え、金銭面などの条件を伝え、何よりも迅速に対応していくのは、当然でしょう。先方には当然都合があるわけですから・・・。
というか、これはぼくにとっては、自分がしてもらったら嬉しいことをするということで、ほぼ簡単に解決できることでした。イメージする力がないってこと、我が事として捉えられないということ、なのかな。
最後は連絡しにくかったのかも知れませんが、なんの返信もないこともとても気になりました、というか、がっかりしました。
年を越す前に、書いて、この件は、これで終わりですね。
ということで、その当初調整した日程で、co-arcでの研修会を実施できることになりました。1月26日の夜ですね 笑
かなり意識的に、都内で話す機会を避けて、地方を回り続けた一年でした。27日の夜は、本当に久しぶりの時間でした。集まった方も知らない方もたくさん。企画していただいて感謝でした。
都内だと、ぼくみたいに、対外的な発信もほぼなく、ぼくの仕事の総体もきっとよくわからない存在でも、それなりの人数が集まるんだなということも感じました。地方ではたった一人に向けて話していることもある中身に、暮れの夜に30名。すごいなあと思う反面、だからこそ、都内で話すことをためらう、意固地気味の自分も再発見しました。
機内から東北が見えました。大雪。酸ヶ湯はもう2mも積雪があるのだとか。道内も、途中の道では全部で4台くらい車が転がっているのを見ました。
暮れになると、SNSでみんなが饒舌に話し始めます、あ、ぼくもその一人か。そういう様子をまた、少し複雑な気持ちで見ている、ぼくはめんどくさい人間です。
年末年始は、父と二人。できれば二冊の本と格闘します。
年賀状は、今年も、失礼します。
東京文化会館大ホールで、シティフィルの第九。
これは、アイディアに満ちた第九。特に第一楽章と第三楽章は、これまで何度も聴いてきたこの曲から、こんな音もこんな表現もまだまだたくさん発見できるのかという、軽い驚きを楽しむことができた。素敵な演奏でした。
合唱団は男性パートがやや非力。ソリストはうーん、ぼくの好みではない、管楽器は時折結構大きなミスをする、それでも、素敵で楽しい演奏、楽しい夜。デッドな響きのホールで弦楽器はとても健闘していました。
今年の第九、シティフィルにしてよかったな。
前半のモーツァルトのオーボエ協奏曲。18際の韓国の才媛イ・ユジン。やや線が細いけれど、リズム感の良い、歌心もある演奏でした。ここでも高関さんの抑え目ながら要所を浮き立たせるサポートがとても生きていて、いい感じでした。
シティフィル、もう少し響きの良いホールで、もう一回聴いてみたいな。
今年の聞き納め。
午前中、大阪で編集者と打ち合わせ。その後新幹線で、we誌連載執筆。それから夜が、阿部さんたちサークルの依頼を受けた研究会。その後の、『教室でしなやかに・・・』の続きに当たるほんの打ち合わせ。忙しい一日だったが、充実していました。仕事納めです
年の瀬の夜にものすごくたくさん31名! もいらしてくださって、ちょっとビビりました。そもそも関東圏で講座はほとんど開いていませんし、こんなに人が集まる場で話すこともほとんどありません。
方々を歩きながら、教室の真ん中で考えていることを映像も交えながらお話しするという時間でした。
いろんな本を紹介しました。加茂勇さんが、ほとんどの実践者を僕は知らないというようなことを書いていらしたので、関連する情報としてブックリストをあげておきます。
まあ、羅列なんで、わからないかも知れませんが、どの本も読んでおくことをお勧めするものばかりです。
We 216号(2018年10/11―くらしと教育をつなぐ 特集:支える・つなぐ・つくる
授業づくりをまなびほぐす ここからはじめるクリエイティブ授業論
授業づくりの考え方 ―小学校の模擬授業とリフレクションで学ぶ
子どもの書く力が飛躍的に伸びる! 学びのカリキュラム・マネジメント
授業づくりネットワークNo.29―現場発! これからの授業とクラス~ひらく・つくる・つくり続ける~
リーディング・ワークショップ?「読む」ことが好きになる教え方・学び方 (シリーズ《ワークショップで学ぶ》)
ライティング・ワークショップ―「書く」ことが好きになる教え方・学び方 (シリーズ・ワークショップで学ぶ)
インクルーシブ教育を通常学級で実践するってどういうこと? (インクルーシブ発想の教育シリーズ)
「知の総合化ノート」で具体化する21世紀型能力―問題解決力・論理的思考力・コミュニケーション力などのスキルが身につく
クイズトーク・フリートークで育つ話し合う力 (学事ブックレット 国語セレクト)
話し合い活動 ステップアッププラン: ホワイトボードで学級が変わる!! (教育技術MOOK)
せいこさんと若き編集者と3人で出す本。
今日、関西に前乗りして、ひたすら書き、先ほどとりあえず紙幅の分相当を全て書きました。この後、相当な練り込みが必要なのですが、でも、この本は春までに皆さんの手元に届けられるでしょう。
ショスタコーヴィチのピアノ五重奏曲を聴きながら、しばし、まどろむ。
D Shostakovich Piano Quintet Opus 57 (g)
そして、次は「しなやかに生きる」の続きの日々を書いた本です。これも、武田緑さんとの対談も終えていて、後50ページ分くらいぼくが加筆すれば出せます。多分、ぼくは、書くでしょう。
二冊とも、この二年間の日々を違う角度から綴ったものでもあります。だから、この3月までに出されるべき本、なのです。
さあ、いよいよ書こう。
4月からは、既に一部の皆さんにはお話ししていますが、月から水まで時間講師(まだ全く未定)として働き、木、金をフリーにしようと思っています。今年のようなお仕事の依頼は、金銭的な条件もありますが、木金なら精力的にお引き受けします。条件面の確認なども含めて、気軽にお知らせください。