学校・学級・個人伴走をご希望・予定のみなさんへ

コロナ感染に伴って、様々な予定変更が続いています。

5月以降の学校・学級・個人伴走をご希望・予定のみなさんへ、ぼくの基本的な考えをお伝えしておいた方がいいのかな、と今日各地の先生とメッセージなどでやりとりをして感じましたので、これから書いていきます。どうぞ読んだ上で、連絡の必要などをお感じの場合は、遠慮なくしてください。

 

suponjinokokoro.hatenadiary.jp

①今日連絡をした研修担当の方とやりとりをしていて、5月以降の予定については、学校側・校長側としては、私が予定通り訪問するということならそれを尊重したいと考えているケースもあることがわかりました。

②なるほどなあ、と思いました。例えば5月連休明けに学校再開が難しくても、職員のみによる研修を進めるということですね。そのようにして、私の研修に期待を掛けてくださる事について、本当にありがたい事だと改めて感じました。

③ただ、私のようなフリーランスの研修担当者に対して、私の立場や状況も考慮しているために、断りにくいというような場合もあるのかも知れない、とも感じました。

④私の学校伴走は、基本的には子どもたちの学びの様子をよく見(必要に応じて最接近しますし、子供に話しかける事もありますし、ノートなどを見せていただく事もあります)、また実際に教室で音読や協同学習・演劇的手法ベースの授業を子どもたちと一緒にし、放課後の職員研修もワークショップ・対話・ファシリテーションベースで密接して行います。三密が基本なのです。

⑤また、みなさん私のそうした方法や特質をご理解いただいて、それが主体的・対話的で深い学びを求める現在の学校の状況にもマッチするという事でお声がけいただいているものと考えています。

⑥私を学校に呼ぶためにフロントに立つ先生が本当にいろんなことを考えてくださり、エネルギーを使ってくださっています。それで伴走が実現しています。ですから、私の来る予定になっている研修を是非実現したいとみなさん強く願ってくださっています。その思いを受け止めて、私も引き続き精一杯お手伝いしたいと思っています。

⑦そのことは当然として、しかし予想だにしない状況なわけですから、本当に私を呼ぶことが今必要かどうか、適切なタイミングかどうか、自分たちが願っているものが実現できるかどうか、といった点を今一度校内で検討していただいて、判断していただけたらと思います。どうでしょうか?

⑧オンラインでの研修の実現なども当然念頭においているものと思います。そのような形で私の協同的な学習を学ぶことはある程度できます。ただ、そこでの研修が、三密禁止の現下、仮に速やかに学校再開してもなお、子どもたちの学びに寄与するものになるのかどうか、今、学校で考えなければならない授業のスタイルはそれなのかどうか、しっかり考えていただけると嬉しいです。どうでしょうか?

⑨学習指導要領の本格実施(と、それに伴うアクティブラーニング)や、予定していた校内研修、そもそも学年ごと・教科ごとのカリキュラムは、本当に当初のままで実現可能なのかどうか、しっかり考えていただけると嬉しいです。どうでしょうか?

⑩その結果として、私を今呼ぶことが、学校の優先順位に合わなかったり、私を呼んでも願いが十分に実現できる状況でなかったりするという結論になることは、十分にあり得ます。私はもちろん仕事がなくなることで、経済的な損失を受けますが、そうしたことのためのご配慮は全く必要ではありません。学校のために良い仕事ができるという条件で真剣に働きたいということが私にとって全てに優先するのです。ですから、遠慮なくあきらめたり、先送りしたりしていただきたいと思っています。

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どうぞみなさん、上記の内容を十分に吟味いただいて、必要であればご連絡ください。