今ならしないなあ・・・2014年4月9日・・・授業を開く

FBは賢い。7年前の授業開きの日々を「思い出」と称して、朝の自分に送りつけてくる。
今なら多分、全然違うことをするだろう。
「ぼくの仕事はきみたちに国語の学力をつけることである」なんて、絶対に言わないだろうと思う。
 
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以下FBより。2014年4月9日。
 
今日は、中2の学級活動の時間あり。
『はなをくんくん』(福音館書店)を読み聞かせし、
ミニホワイトボードを配付して簡単なゲームをし、
それから今年の自分について考えていることを紙に書く。
はなをくんくん (世界傑作絵本シリーズ)

はなをくんくん (世界傑作絵本シリーズ)

 
中1の国語(2学級)がスタートする。
はじめての経験だが、最初の15分話し続ける。
・教科書無償という制度ときみたちへの期待。
・小中併置校に赴任して教室で多数の人と学ぶことの価値に初めて気づいたこと。
・ぼくの仕事はきみたちに国語の学力をつけることであること。
・そのために国語教師としてのぼくを信頼し、信じてほしいこと。
・ぼくを信頼してくれなければ、学力はつけられないということ。
それから、全員にノートを配付し、草野心平の「春」の詩による授業をし(これは最新号のwe誌に掲載されている)、実際に子どもたちには見えていないものを、ぼくが見えるようにするという一時間にした。
最後に、授業の感想と今後への期待を書いてもらう。ほんの一行程度しか書けない子がたくさんいる。でも、その一行の中に学びたい、成長したいという願いと希望を、十分に見つけだすことができた。

今日は午後の2年生の授業は、ぐだぐだの教科書解説。3年生の授業は、ライティング・ワークショップの出版作品の読みあいとフィードバック。午前中で気力と体力を使い切っていて厳しかった。放課後は部活動で部活動紹介と今後の方針決めなどもあり、18時にはほとんど昏倒しそうな一日だった。
19時半に帰宅。
これから、食器を洗い、うららの保育所の準備をし、学級通信を作り、振り返りジャーナルを読む。

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