すぽんじのこころでつぶやく 2023年6月上旬

1 4月5月の1on1オンライン対話129時間。5月のばん走は小6。中高3。フリースクール1。研修会3。飛び込み授業6。授業観察29。校内研修5。授業リフレクション10。

 

2 今日から6-7月オンライン対話スタート。これまで18半19半20半21半の4コマを夜引き受けていたのを今期から19、20、21の3コマにした。確実に自分のQOLが上がるだろうと思う。

 

3 6-7月1on1オンライン対話からは先方の事情によるキャンセル分の振替は、次期というルールにした。直後の振替はとても困難だったので、これもぼく自身のQOLを上げるものと思う。

 

4 数日前からアレルギーがひどい。

 

5 すごい雨だな。道北育ちのぼくにはこういうのはいつまで経っても衝撃的だな。

 

6 こりゃあ寒い。

 

7 傘を真っピンクにしてから無くさず連れて帰れるようになった。今回もこの時間まで一緒にいる。この一ヶ月で三つ目になる充電コンセントを見ながら、これも今度は真っピンクを買おうと思うが、あるのかな。

 

8 今日はまさにひたすらオンラインで話す日。

朝お二人と。

その後、ばん走に関わるオンラインイベントに珍しく登壇し、それから授業づくりネットワーク次号の巻頭座談会視聴。夜は4名の方とオンライン対話。今は夜の四人目の方を待っている。

お話しした方は、東京、横浜、新潟、大阪、石川、長野…。

 

9 久しぶりに『人間の土地』を読んでいる。堀口大學の格調高い訳文が素晴らしい。

 

10 クライネスコンツェルトハウス管。オールベートーヴェンプロ。彼ららしい親密な音楽。各々が良く自発的に歌う。日本ではなかなか聴けない合奏。トッパンホールは彼らが熱く弾くにはちょっと小さめだったかな。今回で活動は休止。とても寂しい。コロナは色々なところに影を落としているな。

 

11 ぼくは自分の授業時間がびっしりなので、ほぼ全く校内の他の授業は見れていないのよ。その状況は今年も同じで、ばん走先の学校の授業はたくさん見ているだけに全くある意味あべこべの状況だ。わずかな空き時間にでも少し積極的に見に行こうかな。

 

12 ぼくは「多様性」って言葉の解像度がものすごく低いことがずうっと気になっている。それは左右を問わず低い。いや、むしろリベラルを標榜する人たちの低さが気になる。

 

13 甲府。4名の参加者と。充実した時間だった。甲府は、大切な場所だなと思う。

 

14 長く学校ばん走を続けているところから、謝金についての増額のお知らせが入るようになった。6年目。少なくともぼくの手元では、この仕事が、「仕事」になってきたという実感がある。ありがたい。

 

15 ポール・リクールをあらためて丁寧に読み直したいな。今の自分はどう読むのだろう。

 

16 上だけ見ていれば見えないふりはできるのだけれども。地上は本当にひどいのですよ。

 

17 朝から、授業づくりネットワークの次号特集の原稿を理事で共有して検討に入る準備をする。短い時間しかない。いつもいつも時間が足りない。体力も。二時間くらいの睡眠で暮らせる強靭な体が欲しい。

 

18 この辺りにはどうしてこんなに小規模なホテルや旅館たくさんあるのだろう。徳島は来るたびに発見がある。昨年から校区は一つずれただけなのにな。色々違うんだな。

 

19 久しぶりに痔が、厳しい。。。

 

20 今日は、腰痛も出て、あまりよくなかったが、十分話はできたと思う。ホッとした。眉山が見える。

 

21  ぼくはたくさんの人の人生パンチを喰らってるんだな。

 

22 『学び合い』をぼくは愛しているが、この考え方が、少なからぬ教師を心の淵際まで追い詰めてしまうことも知るようになりました。

 

23 「暴力を振るってでも止めたい」を是認しない。それはいつかの失敗の繰り返しだもん。

 

24 エゾハルゼミがないてる。

 

25 6月に入り、方々で厳しい教室の状況を見聞きするようになってきた。そうした状況が発生すると典型的なパターンとしては心配した同僚がその教室に入り、指導するケースが増える。が、この方法で改善に至ることは、残念ながらほぼない。船頭が多くなって子どもたちがさらに混乱する場合もある。同僚同士の関係性によっては典型的には「話しが聞けるように指導しなさい」という指導がなされる場合もあるがこれもほとんど功を奏さない。同僚同士の価値観の違いや信念対立は、当たり前にあるわけだから、その当たり前を前提にして方策を練らないと、正しさ選手権になり、誰かが勝っても、問題は解決しないということにもなりかねない。授業にせよ教室づくりにせよ文脈と感情が交錯する場である以上、現象のモグラ叩きでは解決しないことを悟った上でできるだけオープンに対話するしかない。だが人はそもそも感情を横に置いて対話するのはとても難しい。また自分の編んでいる物語の枠組み外して考えることもとても難しい。視野を広げて広く見れば、少数だが教室の荒れを協同で乗り越えている事例は実は点在している。科学的であり続けられるかは重要だ。

注意しなければならないのは、科学的は論理的とイコールではないということだ。科学的とは、失敗が起こることを大前提に互いに失敗を認め合うことだと考える。それにしても厳しい。都内湾岸の事例、大阪南部の件、東京私学の例、福岡の小学校。。。どうすればいいのだろう。。。最終的には「専門性を持った人」が足りないということに尽きる。。。ぼくの仕事は、深い淵を覗き込むような仕事だ。せめて日本中で起きている状況をできるだけたくさんの人に知ってもらえるようにしたいと思うが、それもなかなかままならない。

 

26 子どもたちのリレーって美しいな。必ずドラマが起こる。学校ってどういう場所なのかを束の間その場にいる全ての人に思い出させてくれる。

 

27 授業づくりネットワーク次号の原稿を理事で検討し、それを取りまとめて、執筆者と編集部とで共有した。ちょっとへたばっている。自分のも書かなくちゃいけないのだが。体力も気力もちょっと下がっている。

 

28 ひどい偏頭痛。吐き気も。久しぶりの酷さだな。

 

29 6月には、何とか乗り越えなければならない数日があるものだから。

 

30 スイミーたちは大きな魚を追い出した後、編隊を解散するのだろうか。

 

31 明治図書の雑誌原稿。今回は大幅に遅れてしまった。関係諸氏に迷惑をかけてしまった。ごめんなさい。

 

32 柳美里さんの猫、トラさんの死去への哀惜のツイートが胸に迫る。読みながら、うちのらんちゅうが死んでしまったら自分はどうなっちゃうのだろうか、と思う。

 

33 そこそこ楽しく知的な授業、それなりに安心安全で幸せな学級が普通なら、学校改革派がこんなにイキリ立ち対立軸を振り回す状況にはならなかったなと、ふと思う。やっぱり2005年前後からの教育関係関連法の改悪がトドメを指しているんだと思う。結局は政治の問題を避けて通れないんだと思う。

 

34 小倉研修会終了。友人たちがいっぱい。ありがとう。さあ新大阪へ。