すぽんじのこころでつぶやく 2024年2月上旬

1 歯がギューギュー、ギシギシ言っている。

 

2 差別って、あからさまに行われるものは極々少数です。ほとんどが淫靡にそれと気づかれにくい形で、しかも結構多くはご本人も無自覚に行われるものなんですよ。誰だって差別がいけないことはわかっている。その上で行われるものがあからさまであるわけがないよ。でも被差別者にはわかる。そういうもの。

 

3 自分で終わりを決めるってすごいことだと思う。ぼくそうしたい。また終わりをちゃんと自分の思うようにできるくらいになりたい。

 

4 今朝は道にメジロヒヨドリがたくさん降りて餌を探しまわっていた。彼らは雪が来ることを知っているんだと思う。

 

5 今日は昨日からの雪だったが、普通に出てきた。学校までのバスがうまく走っているかどうか。これは行ってみないとわからないね。

 

6 雪をめぐっていろんなことを考えた日だった。

 

7 久しぶりに素晴らしい演奏を見つけた。ブラームスのピアノトリオ。なんと、リーリャ・ジルベルシュテイン、ダヴィッド・ゲリンガス、トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー。かなり感動している。

 

8 中東の時代なんだな。サッカーってお金の動くスポーツでもある。アジアの中でもいろんな価値が動いていて、気がつかないうちに、彼らの方が裕福になりつつあるのだろう。インドネシアベトナムも伸びてくるのでしょう、この後。

 

9 ETVで「二風谷に生まれて」を見る。貝沢正さんたちの家族の100年。途中様々な人が出てきた。紋別の畠山敏さんも。船長として知られアイヌの漁業権獲得のために戦ってきた彼とは、若い日に彼の番屋でぼくはチャランケした。最後は酒を掛け合い殴り合う大喧嘩になった。ぼくは彼の「お前は何を教えているのだ」「国語ってなんだ、俺はアイヌだ。俺の言葉はコクゴではないのか」という問いかけに返答できなかった。国語を教えるということは本質的に差別的行為だと自覚しながら教えている。

 

10 薬師丸ひろ子。Woman。ああ、泣いてしまいそうだ。美しい時代が全部ここにある。

 

11 歯が痛い。今週忙しかったからな。

 

12 眼精疲労。軽い頭痛。歯痛。おやすみなさい。

 

13 ゴミを出してこよう。朝は3人の先生とお話。3人の頭文字が全部K。3K。中身はもちろんとても豊かでした。

 

14 外気は氷点下15度くらい。ゴミを出してくる。これだけでも大変な作業。今朝はそれでも20度までは下がらなかったようだ。

 

15 やりたいことがいっぱいあるのになあ。

身体が動かない。音楽に埋もれて沈んでいくのかな。

 

16 我慢していたが、ついに薬を服用した。まあしゃあない。よく頑張った。

 

17 ついに聴けなかった小澤をずうっと聴いている。サイトウキネンオーケストラは、NBC響みたいになってしまうのかな。それでもいいなと思う。

 

18 小澤征爾逝去は自分にとってものすごく大きいダメージであったようだ。

 

19 小澤征爾は国民にわかる形でNHKのあやうさを劇場化した最初のアーティストであったと思う。しかも彼はぶっ壊すと放言して自分が瓦解したポピュリストのようではなく、悔しさや哀しみを芸術的成長によって認めさせた人物だった。NHK はおそらく追悼番組を作るがさて歴史とどう向き合うのだろう。

 

20 別のSNSでc大学の名誉教授がいきなり絡んできた。どうして会ったこともないぼくが、文脈も共有していないあなたに、返信をすると素朴に信じられるのだろう。道でいきなり文句を言ってきた人に取り合うかどうかぼくに寛容さと暇加減に寄るね。

 

21 探究や自由進度学習への保護者と思しき方々からの批判が少しずつSNSで見えるようになってきたな。そりゃあそうだよな。どっちも教科書通りの授業の弱さや欺瞞に気がつかない人に、概ね、出来っこない難しさだよね。流行りやかっこよさに惹かれてチャレンジする人が増えてきてるんだろうなぁ。

 

22 なんかつらいな。

 

23 ウイスキーで痛み止めを流し込みながら、ミスタードーナツを食う。

 

24 今日はギリギリになってしまった。何かがうまくいかなかったのだが、何がうまくいかなかったのだろう。。。

 

25 この数年、ぼくがある時期特別な思いを重ねながら一緒に研修を進めたぼくより若い仲間たちが、ポツポツと死んでいくようになった。東拓さん、小林直樹さん…ぼくもいつ死んでもおかしくない、そういう歳になったということだ。おいぼれが、這いつくばってしがみついて、授業している。自分のことだね。

 

26 2月14日に講座をすると参加者からバレンタインのチョコレートをいただけることがあるとわかった。来年もやるしかない…。