揃わない前提の授業とクラス・・・授業づくりネットワークNo.47 刊行です

黄金の三日間に代表されるような、やや古くなりつつある「授業開き」「教室開き」に対して、そろそろ新しい状況に呼応する提案を必要としてきていると感じています。これまでのたくさんの提案に十分なリスペクトを持ちつつ、今考えうる精一杯の新しい提案を目指したものが、今作「揃わない前提の授業とクラス」号です。

 

4月の授業開き学級開きに向けてぜひ意識と知識の更新を、この本で測ってほしいと願っています。ぼくは理事長として、「巻頭言」を書きました。賛否両論覚悟の上で、少しキツめに角度をつけて書きました。

今回もびっくりしていただける執筆陣です。

 

巻頭言より一部

「横並び一斉の授業スタートは、伝統的な授業構造が最後まで手放さない頑固なシミのようなものだと感じています。そこに教師のインストラクションからスタートするというお約束が張り付いています。これを止めるところから授業を捉え直せないかなと、そう考えているのです。」