今年度はじめて国立第一中へ

今日は今年度二か所目の現場、国立第一中へ。昨年一年間入り続けたクラスです。その様子はネットワーク誌で報告されています。

 

授業づくりネットワークNo.29―現場発! これからの授業とクラス~ひらく・つくる・つくり続ける~

授業づくりネットワークNo.29―現場発! これからの授業とクラス~ひらく・つくる・つくり続ける~

 

 

今年は昨年とは少し違った関わり方がはじまるのではないかとワクワクしています。

いわゆる授業開き、学級開きの時期に現場に入れていただけるのは本当に幸せなこと。先日も娘の入学式で、担任の先生による入学式前の学活(あるところもないところもあるでしょうね)を見せていただく機会がありました(保護者として)。これ、初めて見ました。ほんとに気付きがいっぱいあります。子どもたちとのアクティビティの中で、関係性やまた発達の状況もよく見えるのですよね。

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朝から目玉焼きを食べ、パイナップルをつまみ、パンを食べ・・・。ヴラダーの弾く颯爽とした皇帝を聴き(最初の方の録音)…。よい朝です。

 

Piano Concertos 2 & 5

Piano Concertos 2 & 5 "Emperor"

 

 東京はなんでも見聞きできるところ。そして見聞き(聴き)するたびに、自分が長く暮らしてきた場所のことを思って、悲しくなるところ。二年目、いよいよ最初のハードスケジュールに突入します。

 

 

葉桜の日

鷺沢萠のそういうタイトルの小説があり。

昔、葉桜って、花に幾分遅れて葉が出始める、あの状態のことなんだと、ヤマザクラしか知らない北方人であるぼくは思っていました。この小説を読むまで。

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昨年は花みずきを初めて見ました。ちょうど少し落ち着いてきた季節だったのでよく憶えています。今年はもう方々で咲いている…。

今日は新年度二つ目の仕事。授業を見て対話をするというミッションです。楽しみでもあり、緊張も、しています。

研修会の感想用紙を読む

昨日の授業づくりネットワーク東京集会の感想用紙を読みました。

バタバタした中で提出してくださった方は無記名の方も含めてぴったり40名。

ぼくは教員になる前後からサークルや研修会開催に関わってきました。またいろんな形で研修講師として呼ばれてきました。学校では研修畑を歩んできましたから校内研修に関わるものも多分30回くらい。民間研修については数百回に至るものと思います(実は、正確な記録を残していないのです)。

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そのほとんどの会について、感想用紙を書いていただいてきました。

集会が終わると、毎回それを読みます。ほとんどの場合、一人きりでそれを読みます。これまで数万枚、いやもう一つ上の桁の枚数の感想用紙を読んできたことになります。

ほとんど自分にとってはルーティンな、空気に近い、この営みが、自分の実践の総体を支えてきているのかも、と今日読みながら改めて強く思いました。

立ち止まり、考え、進み、立ち止まり、また考え、進み・・・。

研修会の感想用紙はまさに宝の山です。その場所で、一人きりで考えてこれたことは、ぼくにとって幸せなことだったんだな、そういうことを考えました。

 

 

友人と会う、讀賣日本交響楽団マチネ

4/8

実は昨日の授業づくりネットワーク集会には、ほぼ睡眠なしで、午前2時頃から300キロを車で走って、早朝便で新千歳空港から羽田入りという強行軍でした。最後のファシリテーションの最中に、急激に体調が悪化してくるのが自分でもわかりました(大丈夫、仕事はしっかりやりましたよ)。頭が痛い。寝不足と思ったのですが、帰宅してディスプレイを見て目がちかちかして読めないことがわかって、初めて、偏頭痛だと・・・。数年ぶりのかなり重度の偏頭痛でした。

今朝はだいぶ回復し、予定通り、友人宅へ。彼とゆっくり話をするのははじめてでしたが(というか、ぼくはほとんど友人がいないし、友人宅にいくということはめったにないことです)実に多岐にわたる話がいろいろできて、池袋までの移動の電車でもぎりぎりまでずうっと二人で話ができました。彼の家の犬は強敵で、出会い頭に強烈な頭突きを顎に・・・さらに、うれション攻撃、スマホ噛み噛みの術、顔面なめほぐしなど、想像を上回る技を次々と繰り出されました。

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池袋へは、読響のマチネ。カンブルラン。佐藤俊介

ラモーの歌劇「ダルダニュス」組曲から、モーツァルトの「トルコ風」、ベートーヴェンの7番というプログラム。ラモーはなんともぬるい、また楽しさの感じられない演奏で、読響期待外れかと思いきや・・・佐藤のロックンロールなトルコ風、そして、実に重厚な弦セクションで、しかしスリムで新鮮な7番で、素晴らしかったです。

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7番は近年何度も聴いていますが、今日の演奏は文句なしの名演でした。読響&カンブルラン、素晴らしいな。佐藤も実にユニークで楽しい。もっと聴きたい。春最初のコンサートとして文句なしでした。

授業づくりネットワーク東京集会4/7、みなさんありがとうございました!

4月7日、授業づくりネットワーク東京集会、成蹊大学で無事に終わりました。80名の参加者のみなさん、ありがとうございます。

久しぶりの大きな研修会でしたが、たくさんの理事の知恵を結集して、参加者の感想を読みますと、十分及第点の研修会になったようです。

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ただ、例えば豊福晋平さんがツイッターにわざわざ書いてくださったように、民間教育研修会自体が持つ閉鎖性とか、デザインの古さとか、いろんな問題は山積されたままだと言えます。そこをどうするのか。民間教育研修団体が自分たち自身で大きく変わっていくことができるのか、それとも、文字通り役目を終えつつあるということなのか、ていねいにていねいに、集会デザインを考察し提案し、を繰り返していく中で、応えてみようと思います。

次回は6月10日、北海道北翔大学で開催です。まもなく内容の提案ができると思います。

久しぶりの東京

気温もぐっと上がっていて驚く。

人ごみも。

さあはじまる。

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今日は少し遅れて成蹊へ。

80名と。

朝数名のキャンセル連絡。メールで返信する。

体調不良、引っ越しが終わらず、準備が進まず…大丈夫、ぼくらはうまくいかないきともある日常をこそ支援するグループだ。

 

 

 

 

 

5月の予定

5月の予定も公表してよいものは出しておこうと思います。

すきまの空いているところには、近隣の学校などに入ることができる日程です。

大きく日程が空いているところは、北海道滞在もしくは関東で原稿執筆の場合が多いので、その期間でしたら、北海道の幼保から大学までや、関東の学校に入りやすい条件になります。

 

5月1日火   徳島県・上板町立東光小学校

5月8日火   小平市立小平第二小学校(取材)

5月10日木  大阪市立東中川小学校

5月11日金  大阪市立豊里南小学校

5月12日土       授業づくりネットワーク理事長訪問⑤富山&寺崎賢一先生と道徳授業を学ぶ会

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5月13日日  授業づくりネットワーク理事長訪問⑥新潟

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5月14日月  筑波大学附属駒場中・高等学校

5月15日火  横浜市立山田小学校

5月16日水  大阪府岸和田市小学校教育研究会国語部会

5月19日土  授業づくりネットワーク理事長訪問⑦網走

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5月21日月  小金井市立前原小学校(取材)

5月22日火  国立市立国立第一中学校

5月25日金  大阪府岸和田市立浜小学校

5月29日火  Teach For Japanフェロー支援(戸田市内小学校)

5月30日水  筑波大学附属駒場中・高等学校

 

今日のタスク

奥の部屋が、ぐちゃぐちゃになっています。絵本も、書籍も、そこにごしゃごしゃに入ったままになっています。それをようやく2年ぶりに片づけるのが、今日の一番のタスク。

その後は、6頁原稿を2本仕上げたいのです。

東京には明日の朝戻ります。2018年度のスタートは、授業づくりネットワーク東京集会ですが、ぼくは1時間遅れて参加することになります。素晴らしい理事がたくさんいるグループ。ステキな場になるでしょう。

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上士幌時代の教え子が、友人と一緒に参加するそうで、数年ぶりに連絡がありました。何人かの教員志望者が出たクラスの生徒。ぼくにとってはそういう意味でも、あのクラスは特異なクラスでした。その後のクラスからは逆に教員志望者は一人も出なかったけれど、これはぼくのクラスの場合、普通なんだな。

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これから弁当をつくります。しばらく、北海道とはお別れだ。北海道の北部は、今年はまだ雪が数十センチ残っています。ここは、77センチ。

 

寒い一日だった

空は薄青いが、小雪の舞う一日だった。

娘は、入学式の後の駐車場で顔から転んで、顔面を擦った。

とりあえず、旭川の父の家に着き、父や娘といろんな話をした。

娘は真っ先にランドセルをあけ、もらったばかりのものを父に見せながら、一つずつ開いていく。そうか、学校に行くということは、こんなにワクワクすることなんだな。

やがて、いろいろ開いた後、教科書の入った袋も開く。一冊出してめくり、すぐに「あ、これはいらない」と言う。国語の教科書だった。

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夜は現実的な仕事と格闘。

授業づくりネットワークは参加者が70名を超えた。理事や学生を入れれば80名を超える。こんな大きな人数で、一人ひとりの日常を支える仕事・提案ができるかなと考えると、ドキドキしてくる。

 

 

今日は、入学式

こちらの入学式は、全国平均値より少し早いらしい。

近年様々な方が言及しているが、春休みは教員の準備の期間としては確かに短すぎると思う。もちろん何の問題もなく合理的に準備を進められる人がいることは知っている。だが、教員の平均値は、当然、そこではない。

一方で、子どもはどうかというと、困難な状況にない限り、多くの子どもは早く学校に行って友達や新しい先生に会いたいと思っているのだろう。今日入学する娘は(入学だから進級以上だろうが)、『小学校は楽しみか』というぼくの問いに、間髪入れずに「うん」と言う。

教員の準備期間が短いから準備期間を延ばすべきだという議論と、子どもたちのワクワク感や少しでも早く新しいコミュニティに入ってみたい感とは、現状では、平行線だなと感じる。

とにかく、うらら、本日入学。

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妻の学校に入学しますというと驚かれるが、北海道の郡部なら当たり前の光景だ。保育も学校もいくらでも選択できるというのは、都会の人の幻想である。幻想の上に成り立っている施策のなんと多いことだろうね。