『読み聞かせは魔法』。
この吉田新一郎さんの本、明後日の新潟での読み聞かせ講座の前にということで、読んでいます。
実は、吉田さんから直接送っていただいてありました。あとがきを読んでお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、ぼくはこの本の出版にささやかな貢献(編集者と吉田さんをつなぐお仕事、ぼくらしい仕事です)をしているのです。
さて、ぼくは学校における読み聞かせ(教室読み聞かせと総称しています)といえば、ぼくの仕事を思い浮かべてくれる程度には、教室読み聞かせについて提案と発言を続けてきた教師です。
学び合うクラスをつくる! 「教室読み聞かせ」読書活動アイデア38
- 作者: 石川晋
- 出版社/メーカー: 明治図書出版
- 発売日: 2013/03/05
- メディア: 単行本
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でも、特にこの数年は、その読み聞かせが教室で成立しにくい状況を自分自身も、また方々の教室でも、見聞きしたり感じたりしてきました。
その理由は、読み聞かせは、読み聞かせ名人による「芸」の要素を色濃く持っているからだと思っています。
吉田さんの本は、そこに手を突っ込んだもの。読みながら、自分の教室読み聞かせを内省するのにとてもいい本です。具体的な、しかもこれまで日本ではあまりされてこなかった読み聞かせの手法が紹介されているのも、魅力的です。
お勧めです。