自転車に乗る人

フェイスブックのタイムラインには、去年の今日という写真が流れてきます。去年の今日、うららははじめて買ったばかりの自転車に乗ったらしい。

そんなことは全く憶えていなくて、今日、うららの自転車の補助輪を外しました。学級の子ども達に聞いて回ったらしく、どうやらみんなもう補助輪を外しているらしく、奥手のうららも意を決したようでした。

補助輪を外したのが16時半過ぎ。それから、近くに住む同じクラスのYくんやMちゃんがすいすい自転車に乗って、周りを走る中を、うららさんは1時間半、補助輪なしの自転車と格闘しました。YくんやMちゃんの自転車乗り回しは、言葉をかけないけど、応援なんだよなと思いました。言葉をかけない応援。こういうの、教室の中で、わかってないことが多いなあと思います。

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ぼくは最初、手伝っていたのですが、途中でやめました。お節介でしたね。

もちろんうまく乗れるようになる手順などは知っています。でも、うららにはうららのやってみたいやり方があるのですよね。

結局、今日は惜しい場面は何度かあったものの、乗れず・・・。

でも家の中に入って開口一番「ああ、楽しかったぁ」と。30度近い日、夕方もまだ気温は高かったのですが、1時間半のトライを楽しかったとしめくくる…。多分ぼくが教えていれば乗れたかもしれないけれど、プロセスを十二分に楽しむことはなかったのだろうと思います。

そういうことだよな、と思います。