「単なる手法ではなく在り方を学びました」「このもやもや大切にしたいです」は何を学んでいるのだろう…

じつは「単なる手法ではなく在り方を学びました」「このもやもや大切にしたいです」は、研修会ベースで言えば、既に10年くらい前から参加者の中から感想として記述されたり発言されたりするようになっていました(そういう類のことを大切にする研修会がその頃から登場していました)。
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でもこれってなんだろう。
在り方とかもやもやとか、結局言語化を放棄しているといえなくもないわけですよねえ。

単純な答えを探すとか、万能な方法があるとか…そういう問題意識へのアンチテーゼとして登場してきたものが、今度はそうした文脈から切り出されて一人歩きする…難しいなあ。

これじゃあ、みんな違ってみんないい、世界に一つだけの花、といった事実上の思考停止と、同じだよなぁ。