骨を拾うように、わたしの感情を拾う人

わたしは骨を拾うように、誰かの感情を拾い続ける仕事を、選んでいる。

それが、

骨を拾うように、わたしの感情を拾い続けてくれる人を探すこととくっついていることも、わかっている。

そもそもこの表現によって、拾われなくなる本質的なものもあるとわかりながら、

しかし、

その表現の妥当性を手放せない。

自分の難しさは、もうそれなりに知れる歳になり、

最後は自分が拾い続けなくてはならないことも知っている、

わたしの感情をわたしが拾い続けるつよさくらいは、わたしが持っていることも。

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