すぽんじのこころでつぶやく 2023年2月下旬

1 まいったなあ、明らかに花粉だ。

 

2 フルシャ&N響、アンデルシェフスキ。フス教徒が客席がどよめくほどの名演。エリシュカ&札響に音圧と機能性が加わったような音。N響すごい。シマノフスキも陰影豊か、アンデルシェフスキは詩人。ブラ4は鶴瓶落とし。流麗さとは無縁の重心の低い音が迫ってくるブラームス。ちょっと感動してしまった。

 

3 光か。偏頭痛だな。

 

4 TSUTAYAが図書を含むソフト「産業」に見切りをつけてフィットネスクラブに転身して行く様子を見ながら、企業体に公共図書館運営を任せることはやっぱり古い言い方になるが魂のないところ魂を預ける行為だと改めて痛感する。多角経営の一環だからいいではないかというのは違うよね。ソフトを大切にし続けられない人にソフトを任せられないもん。公共図書館の良さはやっぱり経済に左右されにくく人智アーカイブスに持続可能にアクセスできること。持続可能の基本はずうっとある安心感だ。

 

5 とてもとても久しぶりのジョリーパスタ旭川にも一店あるんだ。食べ物で何かを思い出すことは、ぼくにはとても少ないことだ。が、ジョリーパスタの少し細い麺のパスタを口にして、ああこれは昔食べていたものと同じだな、と思う。そうするとあの日どんな想いでそれを食べていたのか、細いパスタのようにスルスルと繋がって出てくる。

 

6 キタキツネだ。

 

7 ヤマガラ

 

8 宮川彬良さんと札幌交響楽団の名曲コンサート。ほぼ満席。あきらさん、いいお仕事をされているなあ。編曲実に楽しい。札響は本当にうまくなったなあ。人生何度目かのバーンスタインのシンフォニックダンスは今日が一番だった。まさに作曲家が作曲家の計略を知りつつ楽しくわかりやすく振る演奏だった。

 

9 紙粘土買わなきゃ。

 

10 詩が読みたい。良いものではない。なんでもいい。クソみたいなものでいい。

 

11 なんか悲しくなった。絶望をいくら語ってもいいが、カテゴライズ化して代弁者になるな。絶望はあくまでも自分の絶望だけを語れよ、と思う。

 

12 ぼくらの授業はいつから「とっぺんぱらり」も「どんどはらい」もできなくなってしまったのだろう。

 

13 母は1年生の担任だった西亦節子先生に、「晋はこのままで育ててください」とお願いしたのだそうだ。50年前。ぼくは西亦先生に出来ないことや他の子と違っていることで叱られた記憶は一つもない。

 

14 今日が山場。今日は寝れないかも。

 

15 原発再稼働賛成が50%を超えたんだね。

 

16 今日から順次、『海の命』の単元型『学び合い』では、一人ひとりと提出予定の作品についてカンファランスをする。合わせて1年間のお礼も伝えなければ。場所は教室にど真ん中。机と席を置く。周囲は活動をしている中というデザインにする。

 

17 マリアンコンソート。神に願う神を思うのは「私」。一人ひとりが際立つ美しさでした。痺れた。原稿頑張ろう。

 

18 肌感覚としては、協同的な学習にチャレンジする教室でインフル感染は広がりやすいよね。

 

19 「そういう言語活動なんですね」と言われると、イラっとする。ぼくは言語活動を入れようと思って授業したりしない。後から来た言葉で、目の前の現象を説明する時にこぼれ落ちるものを想像しながら、哀しみもちゃんと抱えて仕方なく使いたいじゃないか。言葉っていうのはとても不便なものなんだ。

 

20 今週気がついたことの一つは、当たり前だったんだけど、ひろゆきさんの論破を、子どもたちはゲームとして受容していたんだなということ。今週ぼくに論破されて喜ぶ子どもが多くてびっくりした。子どもたちは大人がちゃんと論破してくれないので、学校ゲームは物足りないと思っているんだろうな。

 

21 約束守れず、まだ書いている。

 

22 47ページを20ページまで絞ったが、とても面白いんだ。しかし、これを10ページにしなくてはいけない・・・。

 

23 ボロ雑巾のようになっている。

 

24 敗北宣言だな。

 

25 広島問題。赤木かん子さん案件はイラっとするなあ。だって本は廃棄しなくちゃいけないんだもん。赤木さんの本、図書配架に関わる大切な提案を含む本が多いし、どこの図書館も普通に買っているだろうと思うのだが。彼女の本なんて批判している人のほとんどは読んでいないだろうな。

 

26 ぼくが人生で初めて登壇したパネルディスカッションは、20代。苫小牧。赤木かん子さんと渡辺順子さんとぼくの3人に司会の方だった。全然喋れなかった苦い思い出と共に、赤木さんには特別な思い入れがある。

 

27 とても疲れたな。寝よう。

 

28 自由進度学習も探究も個別最適な学びもなんか怪しくなってきてしまった。本物以外のものが「それは前からやってました」を言い始めて教育実践はぜーんぶ平準化されるてしまう。その繰り返し。新しい言葉の賞味期限はとても短い。賞味期限中に考え尽くさないといけない、というのが、残念だけど現状だ。

 

29 ジム・カー。

 

30 新しい靴は靴擦れがひどい。

 

31 陽射しが強い。びっくりする。

 

32 今日は早めに退勤したが、あまり思った通りにはいかなかった。

 

33 新しい靴でアキレス腱の上あたりが擦れて痛い。絆創膏も取れてしまった。

 

34 電車の中が豚舎のような朝だ。あっちもこっちも鼻を鳴らしておる。

 

35 それぞれの春だな。

 

36 ゲラを見た。丁寧に校正し、僕の手を離れました。最後までずいぶん直しました。