午後から。
先週末に訪問した時から今日までのほんの数日にあったことを持ち寄って、子どもたちの様子を見ながら話しました。日本の学校の「今」の話。既にもう起きている一億同水準皆教育ではない現実の話。
その後は、合唱指導を引き続き。
学校の中に、子どもも先生も幸せを見つけにくいって…どういうことなんだろうかねえ、一体。
太智さんと話しながら、30年前の大学時代に、恩師の一人佐々木周さんが尾崎豊のことを話していたのを思い出しました。周さんの家に遊びに行った時に訊いたんだったかな・・・。
<尾崎のコンサートに、ぼくも窓ガラス割りました、盗んだバイクで走ってます、高校中退しました、という若者がどんどんやってくる。尾崎はいつの間にか、彼らに人生を説教し、「まっとうな生き方」をステージから話すようになり・・・、彼らの人生を一所懸命共依存的に背負おうとしている>という話。
ぶっとんだ実践の成功例を話すことで、多くの先生がぼくもわたしもと思う。ぼくもまさに従来の学校の枠組みでは行われてこなかったタイプの実践者の一人として、実践例を誇らしげに示してきた一人なんだ・・・そして、その実践例を見ながら、準備もなくパンドラの箱を開けていく先生がいるんだ・・・さあ、どうする、自分、と思います。