再検査か・・・横浜市立山田小学校へ 2019.4.9

今日は横浜市立山田小学校へ。

榎本さんの招きで昨年4回訪問し、今年度は少し関わり方のポジションも代わり、数回お世話になります。継続して声をかけていただけるということは、本当に幸せなことです。感謝しかない感じ。

f:id:suponjinokokoro:20190409221228j:plain

今日はキックオフなので、1時間半の国語・道徳の授業体験。先生方と、とにかく楽しく授業をする1時間半。

帰りの坂道はいつものように榎本さんと対話しながら、駅まで。この駅でまた榎本さんに見送っていただけるとは、嬉しいことです。頑張らなくちゃ。

しかし、気になっていた人間ドックの便の検査が案の定・・・便の初日が、久しぶりにひどい痔の日だったのよね・・・潜血って・・・痔だよね。でも内視鏡検査かぁ。まあ、再検査入るのなら、やっぱりこのタイミングで学校の時間講師を受けていなくてよかったですね。

ということで、今度は「なんば」とかじゃなく、身近な立川周辺で、病院探し。初大腸カメラですが、ほぼ100%大丈夫の自信ありです 笑。

 

 

人のこと、組織のこと、制度のことを心配している場合じゃない・・・

そういう人たちが日本中の教室にいっぱいいた今日、だと思います。

今日一日、いろんなことがあったけど、初日だもの、子どもをしかり飛ばすことなく終えられてよかった、そういうことを喜び合って終えられてよかった、そういう一日だった人がいっぱいいるんだと思います。よく頑張ったよね。

この数日、フェイスブックの書き込みがいろんな意味でしんどい、ツイッターもしんどい。

f:id:suponjinokokoro:20190326002311j:plain

自分の実践を紹介できる人はもちろん素晴らしい。やや腹を立てて学校の変なところをあれこれ指摘しあえる人たちでさえ、本当はまだまだ余裕のある人なのかも、と感じます。

そういうことを一日考えていました。部屋にいると気持ちが腐っていく。酒に逃げたくないし、明日は外に出よう。

授業を見せようと思う理由・・・武蔵村山市立雷塚小学校へいく 2019.4.5

順序が前後しますが、武蔵村山市立雷塚小学校へ行きました。

こちらの学校に年間で数回入ります。

担当の吉岡先生はじめ、副校長さんなど数名とみっちり2時間近く話してきました。

ぼくにとって3年目のスタートはここから始まりました。

f:id:suponjinokokoro:20190408115908j:plain

ぼくは現職の頃、校内においても校外においても、飛び込みで授業をすることの意味について懐疑的でした。

でも二年間の経験の中で、自分の腹は決まっていて、できる限り授業を見せようと思っています。その理由は三つくらいあって、一つはぼく自身の強みは、ぼく自身がプレイヤーであるということ。もう一つは教室をお借りして授業することで、担任とはプレイヤー同士ですから、互いに共有できる実感が持てるということ。そしてもう一つは学校の中に新しいタイプの授業のモデルは限りなく少ないということ。

要望がない限り、教科書教材を使います。投げ込み教材は使いません。

それは、先方の進度の邪魔にならないようにするということもあるし、何よりも現場の先生方が教科書で苦しんでいることを知っているからです。ちょっと残念な教材でも、ある程度魅力的な授業にしてみせるということが、とてもとても大切だと思っています。

今年もできる限りプレイヤーベースで学校での対話を広げていこうと思っています。

ブリテンの合唱曲 東京藝術大学奏楽堂 2019.4.7

上野、そうか、花見だったのか。

http://www.tokyo-harusai.com/program/page_6073.html

ブリテンを聴く。お客さんは4割に届かないくらい。このプログラムだもんね。都内でもこのくらい。

いい演奏でした。合唱団、とても充実。ハーピストも素晴らしく丁寧で華もある。いい演奏会でした。コーディネーターの加藤昌則さんのお話、とてもクリアで楽しかった。現代音楽って、これまでの音楽の「粋」の上にあるのよね。「これまで」を知れば知るほど楽しく聴ける、そして「これまで」がないとそもそも存在しない。しかし、後の時代に生まれてくるというのは大変だよね。

f:id:suponjinokokoro:20190407211129j:plain

 

ブリテン
 夜の小品[試聴]
 金曜日の午後 op.7 より
  1.うっとうしい悩みよ、去れ
  3.カッコウ
  12.オールド・アブラム・ブラウン
 聖チェチーリア賛歌 op.27[試聴]
  1.庭の木陰で
  2.私は成長できません
  3.ああ、耳よ、そこから生まれ出るものは
 ハープのための組曲 op.83[試聴]
  I. Overture
  II. Toccata
  III. Nocturne
  IV. Fugue
  V. Hymn St Denio
 キャロルの祭典 op.28[試聴]
  1.入堂
  2.主の降誕を歓迎!
  3.そのようなバラはない
  4a.あの幼児が
  4b.子守り歌(ソプラノ・ソロ:松島理紗)
  5.四月の露のように
  6.この赤子が
  7.間奏曲 
  8.凍りつく冬の夜に(ソプラノ・ソロ:松島理紗、テノール・ソロ:金沢青児)
  9.春のキャロル(ソプラノ・ソロ:松島理紗、金持亜実)
  10.神に感謝
  11.退堂 

お目当の、キャロルの祭典、いい演奏でした。この曲の全曲演奏を聴けるなんて、東京ってすごいよな。

 

授業づくりネットワーク2019-2020集会予定です

授業づくりネットワークの今年度の集会が決まりつつあります。

速報で、予定をおしらせします。毎回それぞれテーマは完全に違い、テーマ主義、トピックベースの集会です。ぜひ確認の上、最寄りの集会参加を予定しておいてください!

 

19回全てに、ぼくは参加します。

この他に、ぼくが単身乗り込んで実施する「理事長訪問の会」も高松、徳島、南紀太地、静岡、鹿児島などなどで実施予定です。

f:id:suponjinokokoro:20190407102256j:plain

4月6日土曜日   ①東京(学芸大学)

www.kokuchpro.com

5月11日土曜日  ②博多

www.kokuchpro.com

6月29日土曜日  ③大阪

7月7日日曜日   ④北海道・江別

7月20日土曜日  ⑤北海道・下川

8月10日土曜日  ⑥京都

www.kokuchpro.com

9月28日土曜日  ⑦千葉・市川

10月5日土曜日  ⑧山形・寒河江

10月12日土曜日 ⑨新潟

11月4日月曜日・祝⑩岡山

11月10日日曜日 ⑪三重

11月24日日曜日 ⑫広島

12月8日日曜日  ⑬神戸

12月21日土曜日 ⑭福島・郡山

1月25日土曜日  ⑮名古屋

1月26日日曜日  ⑯東京(成蹊大学

2月15日土曜日  ⑰島根・松江

2月23日日曜日    ⑱京都

3月28日土曜日  ⑲仙台

若手理事が大活躍でした・・・授業づくりネットワーク東京集会 2019.4.6

授業づくりネットワーク東京集会。

事務局長の佐内さんの尽力で、初めての学芸大学開催。

ぼくらの団体の集会らしく、提案+対談・鼎談を交互に。しかも対談・鼎談もはっきり各回にエッジをつけて。

若手二人と田中博司さんの鼎談に期待したのは、率直さと自分の現実と講座との引き合わせでしたが、ここは若手のお二人とも見事でした。田中光夫さんと佐内さんの対談は、田中さんのこれまでの学びにフォーカスして掘り起こしていくもの。お客さんの感想を見ると、こうした研究的文脈と「いま、ここ」を一体で掘り起こす進め方に共感してくださった方が多かったようでした。

若い二人に読み聞かせをお願いしての公開レッスン、年度始めらしいプレゼン型のリフレクション、どれも手応えがありました。リフレクションについては、学校支援を要望されている研究ペアの方への緊急インタビューを取り入れたのですが、これもお二人、素晴らしかったです。

春の最初に素晴らしい参加者として学びの場を創れることは幸せですね。いつになく少し上気した感じの報告です。

f:id:suponjinokokoro:20190407100123j:plain

この時期らしく直前の申し込みとキャンセル連絡のやりとりがすごく、日本の学校の春休みの「戦場化」を感じつつ、この数日を過ごしました。申し込み者だけだと入れ替わり立ち替わりで50数名くらい。当日参加者は40名強。キャンセル連絡なしの方はいませんでした。僕らの研究団体は引き続き、学校で苦しんでいる人たち、「ここ」までたどり着けないかもしれない人たちを応援します。

雪解けが進んだなぁ

3月下旬の少し多めの雪で、田畑の雪解けは去年より少し遅れているなあと思っていたけれど、今日は随分進んだなあ。これだと、きっと4、5日のうちにハクチョウ達がやってくるでしょう。

毎年春休みになると、ふと、雪深い山奥の森の子どもの村でかまくらを作っている徳村彰さんのことを思い出します。もうおじじも90歳を超えているんだな、と、入院している父と話をしました。

今年はいけそうもないな、と思いながら。

http://suponjinokokoro.blog112.fc2.com/blog-entry-1930.html

http://suponjinokokoro.blog112.fc2.com/blog-entry-2547.html

今日も、いろんなことを一人でずうっと考える一日。父の見舞いで、原稿を見直す時間は結局取れなかった。明日からの時間を大切にしようってことか。桜咲く東京の日々。

今日は久しぶりに、神楽見本林。そして上川神社へ。

流石に、滝上の山奥までは行けないからね。

f:id:suponjinokokoro:20190404163441j:plain

f:id:suponjinokokoro:20190404163529j:plain

f:id:suponjinokokoro:20190404163558j:plain

年度替りなので引いたおみくじ(今年のお正月は引かなかった)は、中吉。

 

水曜日を空けるかどうか・・・迷う 希望はありますか?

学校が動き出したこの数日。

予想通り時間講師の話は相変わらず来ないのですが、予想通りではなかったことがあります。この数日、講師の依頼がプチスクラムを組んでやって来たのです・・・。考えてみれば当たり前で、学校が動き出したわけですよね・・・。

それで、なんとか空いている日程を少しずつずらして対応しているのですが、これも限界が近づいて来ました。

それで迷う。

もし、水曜日を開けたら、年間3回から10回くらいの規模で、校内講師を依頼したいという学校や個人はどのくらいのあるのでしょうか? 3、4件まとまった数である、もしくはすでに決まっている学校が何回か増やしたいということなら、思い切って水曜日を空けようかなと思います。

もし意向があれば、決定でなくていいので連絡をください。

 

何年も何年も送られてくるんだ

父の入院が思いの外長くなり、無人の実家に時折行ってあれやこれやのことをしなくてはいけない。先日行くと、ぼく宛の郵便物が届いていて驚いた。ぼくがこの家で暮らしたのはもう20年近く前だというのに。

届いていたのは、これ。

多分、いつもは父が勝手に処分していたのだろう。

ぼくは20年以上前に一度だけ、エネルギー教育の集会に出たことがあるのです。TOSS系のサークルが力を入れて取り組んでいて、ぼくが参加した時は、ぼくの身体の放射線?をI黒先生が嬉しそうに測ってくれました。ぼくが授業づくりネットワークの理事の石川だとは、I黒先生は知らなかったのでしょうね。

f:id:suponjinokokoro:20190404010424j:plain

開くと、「東日本大震災から8年福島復興現地リポート」。一方で数限りない訴訟が続く中で、いけしゃあしゃあとこうした特集を組んでいけるって、すごいことだなあと感心する。

賑わいが戻り、復旧が進むというキラキラした報道いっぱいの紙面だけ見ると、この福島は、どこのフクシマなんだ、と思います。

これをたった一回フォーラムに参加しただけの人間に、20年に渡って(震災と原発事故の前から今に至るまで)送り続けるというその財源と、息の長いプロパガンダに、抗って行くことは大変だなあと、しみじみ思います。

今日も結局、残念なことだらけの1日でした。